2014年2月19日水曜日

英語圏を中心とする人間がやけに海豚(イルカ)を大切に思うのはテレビ=ドラマの『わんぱくフリッパー』のせいではないか?

その昔、『わんぱくフリッパー』(原題:Flipper)という海豚(イルカ)が主人公のテレビ=ドラマがあった。中断を挟(はさ)んで、1966年から1968年まで放映されていた。

『わんぱくフリッパー』の影響で、英語圏を中心とする連中は、海豚(イルカ)を大切に思うようになっているような気がする。

和歌山県太地町(たいじちょう)の海豚追い込み漁に対する英語圏を中心とする人間の批判は、このテレビ=ドラマに由来するものだと考えると、理解しやすいようである。

なお、『わんぱくフリッパー』の影響もあってか、昔は学校給食では「鯨(くじら)の龍田揚(たつたあ)げ」が、頻繁(ひんぱん)に出されたが、海豚(イルカ)の龍田揚げも出されていた。

このことを指摘すると、私と同年代の人は、嫌な気持ちになるようだ。「知らないうちに、海豚(イルカ)を食べていたなんて」という気持ちになるらしい。

生物学的には、鯨も海豚も、大きさが違うだけで、同じ種であるから、海豚の肉であっても、「鯨の龍田揚げ」と称(しょう)しても問題はないはずなのだが……。


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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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