2013年12月12日木曜日

『金槐和歌集』が答えになる問題を3年以上連続して出題したFランク大学

『金槐和歌集』は、鎌倉幕府第3代将軍源実朝(みなもとのさねとも)の家集である。「家集」というのは、個人の作品だけを集めた歌集のこと。

『金槐和歌集』が正解という問題を何年も出題している大学がある。しかも、漢字で答えなければならない。平均的な教養のある人でも、『金槐和歌集』の「槐」を、あれ、もしかすると、「塊」だったけなと迷うのではないだろうか?

このレベルの大学だと、そこの受験生は、まず、『金槐和歌集』は漢字で書けないはずである。

ところが、連続して出題しているので、過去問をきちんと解いていれば必ず正解できる。

理由として、その大学に『金槐和歌集』が専門の教授がいることと、その大学が鎌倉にあることとが挙げられる。

なぜ、こんな難問が出題されるのかというものがある場合、その大学にその分野が専門の教授がいて、出題していることが多い。

そういうのを出題しておくと、過去問を解くことをつうじて、大学受験の前にその分野のことを調べるので、当該(とうがい)の大学進学後、その教授の授業を選択する確率が高くなる。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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