2013年11月29日金曜日

「ど根性商品券」は成功だったのだろうか?

「ど根性商品券」はプレミアム付き練馬区内共通商品券である。2009年と2010年に販売された。漫画『ど根性ガエル』のイラストが入っていた。

1,000円の商品券が11枚つづりのものを、10,000円で購入できた。10,000円で1,1000円分の商品券が手に入った。

この商品券によって、練馬区内の景気をよくしようとした。

ところが、この商品券は、現金と同じ扱いであり、1,000円以下の買い物の場合、お釣りがもらえた。

すると、1,000円分の商品券で、10円のうまい棒を買って、990円のお釣りを受け取る者が現れたそうだ。

(1,000円-10円)×11枚=10,890円

100,000円分を購入して、うまい棒作戦をすれば、手許(てもと)に108,900円が残ることになる。8,900円の儲(もう)けである。けれども、なんだか、地味(じみ)な金儲(かねもう)けだなあと思った。

だから、地域振興には役に立たないのではないかと思ったのだが、2011年・2012年と、今度は「ねり丸商品券」というものが販売された。ねり丸とは、練馬区のマスコットである。

続いているということは、それなりに、地域振興には役立っていたということか?

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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