2013年10月18日金曜日

なぜ、日本の一流企業の社長やCEOには、男前がいないのか?

『日本経済新聞』や月刊誌の『プレジデント』を読んでいると、日本の一流企業の社長やら、CEO(最高経営責任者chief executive officer)には、男前がいない。じいさんだから男前に見ないというわけではなく、今の顔から若いときの顔つきは推測できるので、その観点からして、若いときに男前だった経営者はいない。

そこで、考えた。

男前は、入社すると、ほかの女子社員にちやほやされる。男前だと、お茶の淹(い)れ方から、なにからなにまで、女子社員から優遇されるのである。

すると、40歳くらいの課長がちょっとばかり嫉妬(しっと)する。その結果、男前には、成功が難しいプロジェクトが優先的に回される。失敗したプロジェクトがこれだけあるのだからと、役員にはなれなくなる。

一方、地味な努力ができるぶさいく男の場合、過度(かど)な負担はかけられない。(もちろん、地味な努力ができないぶさいく男は出世しない。ただの屑(くず)である。)

また、男前は、女性による誘惑が多い。つい、誘われて、夜遊びをしてしまうこともある。あまりにもモテすぎるので、女性関係で問題が生じる場合もある。

役員に取り立てようにも、株主総会で、女性関係で総会屋に追及される場合もあるから、モテすぎる社員は役員にしづらい。よほど、リスクを遥(はる)かに超える業績を出していないと駄目なのである。

その一方で、男前でない男性は、女性からのお誘いがないので、帰宅後に、黙々(もくもく)と、自分の仕事に関係する文献を読み込み、ものすごく勉強する。そして、素晴らしい業績を上げる。

ということで、男前というのは、大学を卒業するまでだけは得をするようだが、企業社会では、リスクの大きいものであるらしいのである。

ところで、男前でもないのに、大したことがない私の立場は、どうなるのだろうか?

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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