2013年8月20日火曜日

下水道利権というものがあるらしい。

一般には下水道工事の経費がわからない。最近では下水道で儲(もう)けようという政治家がいるようである。工事費がわかりにくいから、場合によっては過剰性能(かじょうせいのう)overengineeringのものを作る。

立派な道路を作ると、1日あたりに走行する自動車が◯◯台しかないのに、これほどの金額をかけて道路を作るのはおかしいという批判が左翼から出てくる。

しかしながら、経済学からすれば、お金が回るから、じつは効果的なのである。だから、民主党政権のときに「コンクリートから人へ」としたら、日本は異常なまでのデフレーション(デフレ=通貨価値が上がること)に見舞われた。

民主党は、「官から政へ」つまり、官僚主導から政治家主導へとすることを訴え、実践しようとした。すると、官僚は、大事な情報さえ、民主党に教えなかった。官僚は民主党の政治家に何も教えなかった。

その結果、民主党政権では、政策がぐだぐだになった。

それはともかく、下水道利権というものはあったとしても、経済が回るのだから、内需拡大としては有効である。

民主党はこうした点を理解しておらず、ポピュリズムpopulism(大衆迎合)だけに徹したために、日本の経済をぐだぐだにしたにすぎない。



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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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