2013年7月3日水曜日

「皇居」のことを戦前は「宮城」と呼んでいたのは知っていたが、読み方を今まで間違えていた。

戦前、「皇居」のことは「宮城」と呼ばれていたことは知っていた。しかし、今まで、読み方を間違えていた。

「みやぎ」と読むのだと思っていた。ところが、「宮城」の厳密(げんみつ)な定義(ていぎ)を調べようと、ウェブで検索(けんさく)してみたところ、「きゅうじょう」が正しい読み方だった。

よくよく考えると、「宮城県(みやぎけん)」があるのだから、もしも「皇居」を意味する「宮城」が「みやぎ」と読むのだとすれば、そんな畏(おそ)れ多いことを宮城県がするわけがない。そこに考えが至(いた)らなかったわけだ。

このような読み間違いをなくすために、ふりがなをつけたほうがよいような気がする。

最近、新聞が売れなくなったのは、インターネットの存在だけでなく、戦後、ふりがなを廃止したこともあるのではないだろうか? 実際、新聞が読めない人は少なくない。

中学受験をする小学生の場合、読めない漢字が10個あると、前後関係から意味を推測(すいそく)することを諦(あきら)める場合が多い。読めない漢字が3個くらいだと、なんとなく、文脈(ぶんみゃく=前後関係)から意味を推測することができる。

今なら、コンピュータで編輯(へんしゅう)するのであれば、ふりがなは容易(ようい)につけられる。ふりがなをつけることで、日本人の知的水準は相当に上がるだろう。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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