2013年5月23日木曜日

Meganという人名の発音は「ミーガン」ではない。

 最近の英語の教科書では、以前なら登場しそうになかった名前が増えている。

 Meganものそのひとつである。

「ミーガン」/mí:gən/と読むなよと言ったら、うちの生徒の英語担当の教師がみな、「ミーガン」と読んでいるということが判明した。

 普通は「メガン」/még(ə)n/であり、たまに、「メーガン」あるいは「メィガン」/méigən/と読むことがあるくらいらしい(発音記号はジョーンズ式である)。

 Megan's Lawという法律が誤って「ミーガン法」と表記されているせいだろうか。また、Megan Foxという女優がいて、日本語では「ミーガン=フォックス」と表記されている。

 Meganはウェールズ語のMargalet(ギリシア語の「真珠」に由来)の愛称なんだけど、Megan Foxはアメリカ先住民とフランス人とアイルランド人の血をひいている。ウェールズは関係ないじゃん。こういうことを気にかけないのがアメリカ的なのかもしれない。

 そういえば、Kellyというファースト=ネームの少女が登場する教科書もあるが、Kellyはもともとアイルランド語の姓であって、ファースト=ネームではない。しかし、実際に、Kellyというファースト=ネームは増えている。

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早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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