2012年12月31日月曜日

受験のお守りとして、ガラス製のチェコビーズをAmazonで買い占めた。

 小規模ながらも、個別対応型の学習塾・予備校を運営しているので、生徒用に受験のお守りをAmazonで探してみた。
 受験や合格のお守りは、法外に高い。なんだかよくわからない紙切れが入った布袋が、廉(やす)くて、500円、高いと1500円というのは、怖ろしいまでのボッタクリ価格である。最近では、Amazonに出品していて、神社仏閣の、謂(い)わば正統的なお守りでも通信販売で買える。ここまでくると、宗教法人の非課税は間違っているように感じてくる。

 当校では、欧米のお守りにしている。欧米のお守りのほうが廉(やす)くすむ場合が少なくない。しかも、この手のお守りは、「合格祈願」と書いた紙と布でできたお守りと違って、使い回しができる。「このお守りを持って、受験したら、合格したんだ」と言って、自分よりも年下の親戚(しんせき)に譲(ゆず)ることも可能である。

 たとえば、つぎのようなもの。

天道虫(てんとうむし):天道虫が衣服や髪にとまるといいことがあるという言い伝えの地域がヨーロッパにある。場所によっては、1年以内に結婚するというものあるけれど。

1ペニヒ硬貨を背負った豚:EU(European Union 欧州連合)がユーロeuroを定めてからは、ドイツのユーロ通貨を使用しているが、それ以前には、ドイツの通貨はドイツ=マルクdeutsche markであり、1ペニヒpfennigとは、ドイツ=マルクの100の1の価値を持つ通貨である。今でも、ドイツ=マルクは流通していて、今でも使用可能である。1ペニヒ硬貨を背中に載せた豚がやって来ると、いいことがあるという言い伝えがドイツにはある。ユーロ=セントを背中につけた小さい豚のお守りのようなものが売られているが、Amazonでは見つからなかった。

馬の蹄鉄(ていてつ):これは日本人の子どもには馴染みが薄い上に、魅力もないらしく、ほしがった生徒が今までにいない。これは∪の状態で飾るものであり、∩としてはいけない。運が溢(こぼ)れ落ちるからだとされる。

兎(うさぎ)の足:フランス人はこれが大好きである。『ジャッカルの日』The Day of the Jackalという映画で、フランスのド=ゴール大統領を暗殺しようとするプロフェッショナル暗殺者のコード=ネームがジャッカルだった。そのジャッカルが暗殺を実行しようとする際に、兎の足を小さな革袋に入れる場面がある。これほどの凄腕(すごうで)の暗殺者でも、まじないに頼るものなのかと思った。結局のところ、ジャッカルは暗殺に失敗する。そういう不吉な予兆があるにもかかわらず、昨年の受験には兎の足を受験のお守りに生徒たちに配ったところ、受験が大成功であった生徒たちがいる一方で、当校設立以来、初めて、2名もの浪人生を出してしまった。その2人がチャレンジャー精神旺盛過ぎたこともあるが。暫(しばら)くは、兎の足は封印することにした。

ドリーム=キャッチャー:ネイティブ=アメリカン(アメリカ先住民、所謂(いわゆる)アメリカ=インディアン)のお守り。欲しがる生徒は、今のところ、いない。

 さて、今年は何にするかと、Amazonで調べたところ、格安でいいものが見つかった。
 ガラス製のチェコビーズの赤い天道虫だ。全長14㎜で、大きさも程(ほど)よい。しかも、1個126円だった。送料は200円が必要だが、在庫分を全部買っても、200円のままだろうと考えて、在庫全部を買った。Amazonよりも1個あたりの単価が廉(やす)い通信販売があったが、入金手数料やら、入金の手間やら、そうしてことを総合的に考えて、利便性という点でAmazonで註文した。
 廉(やす)いよりも、利便性が重要だ。

追記:間違っていた。2個セットで126円だった。1個当たりの単価では、Amazonで買うのがいちばん廉(やす)い。

Amazonで私が買い占めたもの。ま、どうせ、再入荷するだろうけどね。


1ペニヒ硬貨は背負っていないが、豚のお守り。


蹄鉄のお守り。これは競馬用。



兎の足のお守り。キーホルダー型。



アメリカ先住民のドリーム=キャチャー。

2012年12月30日日曜日

南京陥落後の南京での写真を中心に集めてみた。

 南京陥落後の写真を中心に、それ以外にも、支那事変あたりの写真を集めてみた。






南京入城後、帝国陸軍の兵士たちに対する恐怖のあまり、正常な判断力を失い、のんびりと日常の農作業に勤(いそ)しむ南京の農民。早急に逃げなければならないという判断ができなってしまうくらいの恐怖であったようだ。









恐怖のあまり、引きつった顔で逃げようとする南京市民たち。笑っているように見えるのは、なにかの勘違いである。




 


 


チャイナ服を着た支那人女性がひきつった顔で日本兵を出迎え、命乞いをしようとするところである。画像をクリックして拡大して見ると、笑顔のように見えるが、それは間違いである。

 







帝国陸軍を怖れ、廃車などに隠れようとする支那の子どもたち。楽しそうに遊んでいるように見えるが、それはなにかの勘違いである。



帝国陸軍兵に挾まれ、恐怖のあまり、顔がひきつっている南京の子どもたち。喜んでいるように見えるが、それはなにかの間違いである。



 


 


南京陥落後、驢馬(ろば)に乗って、日本兵から逃げようとする南京の子どもたち。楽しそうに驢馬(ろば)で遊んでいるわけではない。
 

南京陥落直後に、支那の子どもを拉致しようとする帝国陸軍兵。子どもの表情は、ひきつっている。


 

 


命乞いをするための布石として、帝国陸軍兵と一緒になって萬歳(ばんざい)をしている南京市民たち。南京市民に対して散々(さんざん)乱暴狼藉(らんぼうろうぜき)を働いた上に、南京市民を見捨てて、とっとと逃げ去った蒋介石軍が恋しくて堪(たま)らない心情を裡(うち)に隠さざるを得ない事情をわれわれは察するべきである。 


 

 


日本兵に手を差し出されて、恐怖で顔が歪む南京市民。笑っているように見えるのであれば、視力検査を受ける必要があろう。


 


 

 

南京外交部跡の野戦病院にて、支那傷病兵(しなしょうびょうへい)を懸命に治療する皇軍の衛生兵。治療をしているのは、のちに、人体実験を行なうため、サンプルを健康体に揃(そろ)えることで、データの信頼性を高めるためである。ここまでくると、もはや、鬼畜としかいえない。





 
 以上、南京陥落後の南京の写真であった。

 以下は、その他。


日本兵に取り囲まれ、戯(たわむ)れに陸軍戦闘帽をかぶせられた支那の物売りの子どもたち。悲しげな表情が同情を誘うのではなかろうか? 画像をクリックして拡大すると、悲しげに見えなくなるので、クリックしないように。


 

 


支那兵に街を焼かれ、逃げ遅れた支那人の老婆を背負って、避難地まで救出するふりをして、拉致(らち)しようとしている日本兵。哀れである。

 

 

 

 

 

 


日本兵の下手糞(へたくそ)なオルガン演奏を無理矢理(むりやり)聴かされ、閉口する支那の子どもたち。酷(ひど)い音楽を聴かされる以上の苦痛はなかなか存在しない。これは拷問(ごうもん)にほかならない。



 


 以上、狙(ねら)いどおりにはいかなかったお笑いネタだった。

2012年12月29日土曜日

Amazonで同じ商品を3個註文したら、翌日から価格が2倍近くに上がっていた。

 Amazon.co.jpで済ませられるものは、大抵(たいてい)、それで済ませている。廉(やす)いし、面倒くさくないし、Amazonの便利さに慣れると、徒歩や自転車、あるいは電車での買い物は最小限にとどめたいと思うくらいだ。所謂(いわゆる)、買い物難民(かいものなんみん)とされるお年寄りもAmazonの便利さがわかると、どんどん利用するようになると思うのが、最初のハードル、つまり、インターネットに接続して、クレジット=カードなり、アマゾン=ショッピング=カードなりで、買い物をするようになるまでがたいへんなんだろう。実際、Amazonをよく利用するのは40歳以下が圧倒的に多いらしい。

 それは兎も角(ともかく)、先日、入浴剤を買った。
「バスロマン スーパークール 850g」である。
 定価683円のところ、228円(税込み)であった。
 スーパークールというところから、夏用の入浴剤だとわかる。

 事実、商品仕様にはこう書いてある。

すぅーっと汗引く清涼感、お肌さっぱり。爽やかなスーパーミントの香りの薬用入浴剤です。

 いかにも夏用だ。
 商品説明にもこんなふうに書いてある。

夏の疲れたカラダをリフレッシュする薬用入浴剤(疲労回復)です。

 そりゃあ、こんなものを真冬に買う馬鹿はいないよな。
 しかし、温浴効果があって、たとえば、42度のお湯に30分くらい浸(つ)かって、入浴後、すぐに身体(からだ)を拭(ふ)けば、スーパーミントであろうが、さほど影響はしないと考えて、一挙(いっきょ)に3個註文した。もしも、不具合(ふぐあい)があれば、1つ目はすぐに使い切るとして、残りの2つを夏まで置いておけばよい。

 Amazonから、商品の発送のメールが届いてから、商品を確かめたら、定価683円の商品を228円で買ったのに、そのときには、448円になっていた。2倍近い値段になっていたわけだ。
 一定量が売れれば、元々は不人気商品でも、売れると判断して価格を上げるようにプログラムされているのだろうけど、私のような変わり者によって、データが乱れるというわけだ。


2012年12月28日金曜日

第442連隊戦闘団の部隊歌Four-Forty-Secondを掲載してみる。

 一昨日の2012年12月26日に、MISATOという人物が唄っている「442部隊のうた」に、いささか感動したので、このブログで紹介してみたが、本家の歌を、つまり、部隊そのものが唄っていた歌[=Unit Fight Song(部隊戦闘歌、あるいは部隊歌)]のことを忘れていた。

 歌詞を耳にすると、なんとなく、モットー(標語)であるGo For Broke!という題名が似つかわしいような気がするが、Four-Forty-Secondが題名である。元々は第100大隊の部隊歌であったらしく、当初は題名もOne-Puka-Pukaであり、歌詞のFour-Forty-SecondのところをOne-Puka-Pukaと唄っていた。Pukaはハワイ語で「孔(あな)」のことである。数字の「0」を孔と見立てているわけである。

 1分13秒あたりから始まる。




歌詞
Four-Forty-Second Infantry
442歩兵(連隊)
We're the boys from Hawai'i nei [註:Hawai'i nei = bearutiful Hawai'i]
俺たちは美しきハワイ出身の男児だ
We'll fight for you 
俺たちみんなのために闘う
And the Red, White and Blue, 
それと赤と白と青(の星条旗)のためにも(闘う)
And go to the front... 
前線に赴(おもむ)き
And back to Honolulu-lulu. 
ホノルルに戻ってくるのさ。
Fighting for dear old Uncle Sam 
親愛なる老(お)いしサムおじさん[=アメリカ合衆国を象徴する偶像(ぐうぞう)]のために闘うぞ
Go for broke! HOOH! 
当たって砕(くだ)けろ! おりゃあ!
We don't give a damn! 
こんちきしょうなんて言わないぜ!
→なにがあっても平気さ!
We'll round up the Huns 
フン族ども[=ドイツ兵のこと]を一網打尽(いちもうだじん)だ
At the point of our guns, 
銃で狙(ねら)いをつけて、
→銃口を突きつけて
And vict'ry will be ours! 
そして、勝利は俺たちのものだ!
GO FOR BROKE! 
死力を尽くせ!
FOUR-FOUR-TWO! 
442連隊!
GO FOR BROKE! 
撃ちてし止まん!
FOUR-FOUR-TWO! 
442連隊!
And vict'ry will be ours!
そして、勝利は俺たちのものだ!

2012年12月26日水曜日

「442部隊のうた」がYouTubeの「あなたへのおすすめ」で勧められたので聴いたみた。ちょっと感動した。

「442部隊のうた」がYouTubeの「あなたへのおすすめ」で勧められたので、聴いてみたところ、最初は大笑いしたけれども、何回か聴いたら、笑いが感動に変わった。



 以下に、歌詞を掲載しておこう。

「442部隊のうた」

アメリカ(りく)(ぐん)(さい)(きょう)(ほま)(たか)4(よん)4(よん)2()
(てき)()(べつ)()()って(にっ)(けい)(だん)()(ほこ)らしさ
(さい)(ぜん)(せん)()(てい)(なん)(こう)()(らく)()()とし
(さん)(ぜん)(かがや)Purple(パープル) Heart(ハート)大和(やまと)(だましい)(かた)()
Banzai(バンザイ) Charge(チャージ)(とつ)(げき)(くれない)()まる(せい)(じょう)()
()して(かえ)らぬ(たましい)()ざる()(こく)()(たま)なり
(しょう)(ぐん)(えっ)(ぺい)(のこ)りし(へい)(すく)なきに(せき)として(こえ)なし
サヨナラ(だれ)のため この生命(いのち)(だれ)のため もっともっと ()ちてし()まん
その(なみだ)(なん)のため この(いた)(なん)のため いつかいつか ()りて(はな)にならん
)
うみかばかばね やまかばくさかばね




442:第442連隊戦闘団のこと。the 442nd Regimental Combat Team。442の読み方は、four forty-twoあるいはfour forty-secondと読む人が多いが、正式には、four hundred and forty-secondである。今のところ、正式な名称で読んだ人は記憶にない。ま、日本語でも、「よんひゃくよんじゅうに」とは読まずに、「よんよんに」と読む人が多数派だからな。

敵と差別に打ち勝って:第442連隊戦闘団は、アメリカの歴史上、唯一、大統領が出迎えた部隊であり、最多受賞となる7枚目の大統領部隊感状を大統領自身が括(くく)りつけた唯一の部隊である。そのとき、トルーマン大統領は、You fought not only the enemy but you fought prejudice! And you won!(諸君は敵とだけ闘ったのではなく、偏見とも闘った! そして諸君は勝ったのだ!)と述べたことに由来する。

Purple Heart:パープルハート章。名誉負傷章、名誉戦傷章、名誉戦死傷章とも訳される。戦役での死傷者に贈られる。また、第442連隊戦闘団は、314%という延べ死傷率の高さからPurple Heart Battalion(名誉戦傷戦闘団)という愛称をつけられている。延べ死傷率314%というのは、負傷してから傷が癒えたら再び戦線に戻り、またもや負傷し、戦線に戻りというのを繰り返した兵士が多数いたということである。

Banzai Charge:「バンザイ突撃」のこと。第442連隊戦闘団はBanzai Attackとは言わず、Banzai Chargeを用いる。第442連隊戦闘団にあっては、鬨(とき)の声として、「バンザイ」のみならず、「馬鹿野郎」やピジン英語で「死ね」を意味する「マケ」(負けに由来(ゆらい)か?)が用いられた。フランスのBruyère(ブリュイエール、英語読みだとブリエラ)解放の戦闘で、バンザイ突撃を繰り返したため、Banzai Hills(バンザイ=ヒルズ)と名づけられた丘が存在する。

将軍……:ここでの「将軍」とは、Lost Battalion(失われた大隊)であるテキサス大隊を救出するために第442連隊戦闘団を投入したGeneral Dahlquist(ダールキスト将軍)のこと。「失われた大隊」とは、ドイツ軍に完全に包囲され、外部からの補給のなくなった状態の大隊を意味する。第442連隊戦闘団は211名を救出するために800以上の死傷者を出した。私の記憶によれば、歩兵だけでドイツ第3帝国軍の戦車隊と闘ったりもした。ある資料によれば、K company(K中隊)は186名いたが、死傷しなかったのは17名(18名という説もある)にすぎず、I company(I中隊)は185名中、8名しか残らなかった。ダールキストは閲兵式を行おうとしたが、整列した兵士の数が極端に少なく、機嫌が悪くなった。
- I want all your men to stand for this formation.(君の配下の兵を全員、この閲兵式に整列することを望んでいる→全員を整列させろと言ったではないか)
とダールキストは言った。
- That's all of the K company left, sir.(閣下、これが、残されたK中隊のすべてです→閣下、これで全員です)
と、ミラー中佐は答えた。
残りは、戦死したか、負傷で入院中かのどちらかであった。絶句したダールキストは演説をしないまま、引き上げた。「寂(せき)として声なし」はこのことを指している。なお、寂を「じゃく」と読むのは呉音で、漢音では「せき」である。
失われた大隊救出の悲劇を知ったアメリカ合衆国国民の非難により、ダールキストは失脚(しっきゃく)した。

撃ちてし止まん第442連隊戦闘団のmotto(標語)はGo for Broke!の訳のひとつ「撃ちてし止まむ」が古語としての表記。『古事記』にある神武天皇「東征」にある歌の一節。1943年(昭和18年、皇紀2603年)、陸軍省が戦意高揚のために作成したポスターに用いられた標語でもある。ちなみに、同年の標語に、「頑張れ! 敵も必死だ」もある。Go for Broke!は、賭博(とばく)における慣用表現で、「一文無しに向かって進め」「破産状態に向かって進め」くらいの意味で、「有り金をすべて賭けろ」ということである。ここでのbrokeをto breakの過去形だと考える人がいるが、古英語にある過去分詞形(のひとつ)であり、現代英語では非標準の過去分詞である。現代英語では叙述用法でのみ用いられる形容詞で、「文無しの、無一文の、破産した」の意味。Go for Broke!は一般には「当たって砕けろ!」と訳されるが、「死力を尽くせ!」とも訳される。なお、to go brokeは「破産する」というごく普通のイディオムである。

散りて華にならん:戦死の婉曲(えんきょく)表現として、「散華(さんげ)」が用いられたのだが、おそらく、それを踏まえての表現であろう。もっとも、散華は、「華を散らす」であって、「散りて華にならん」という意味ではない。歌詞というものは、メロディ=ラインに合わせなければならないから、こういうこともあるのだろう。

海行かば……:「海行かば」は、嘗(かつ)て準国歌であった。大東亜戦争では、出征兵を送る際に唄われた。
海行かば 水漬(みづ)く屍(かばね)/山行かば 草生(くさむ)す屍/大君(おおきみ)の辺(へ)こそ 死なめ/かへり見(み)は せじ
最後ではは「かへり見はせじ」のほかに、「長閑(のぞ)には 死なじ」とするの2つのバージョンがある。古歌に基づくならば「かへり見はせじ」が正式となるはずである。
訳:海を行けば、水に漬かった屍となり、山を行けば、草の生す屍となって、大君(おおきみ)のお足元にこそ死のう。後ろを振り返ることはしない。

以上、註は終わり
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 ひとつ気になるのは、彼らは嘗(かつ)ての日本人の特質を体現しているが、当人たちは、あくまでも自分の祖国はアメリカであると思っており、また、Japanese American(日系アメリカ人)と呼ばれることは好まず、Asian American(アジア系アメリカ人)と呼ばれることを好んでいる人が多いということである。
 もっとも、アジア系アメリカ人と呼んでもらいたいと思うのは、日系アメリカ人とすると、それ以外のアジア系に対して偉そうにしていることになるのを懸念(けねん)してのものであろう。
 ところが、そうした点がまさに日本的なのである。

 歌については、たとえば、つぎの部分は起承転結にしたがっている。

起:サヨナラは誰のため
承:この生命誰のため
転:もっともっと
結:撃ちてし止まん

起:その涙何のため
承:この痛み何のため
転:いつかいつか
結:散りて華にならん

 ほら、綺麗な起承転結になっているでしょ。この歌全体も、おおよそ起承転結にしたがっている。つまり、入れ子細工(いれこざいく)のような2重構造になっている。美しい形式だ。

2012年12月25日火曜日

神風特攻隊は、本当は、きわめて有効で効率的な作戦なんじゃないかと思ったのだが……

特別攻撃隊、所謂(いわゆる)、特攻隊は、本当は、きわめて有効、且(か)つ効率的な作戦だったのではないかと思うようになった。

特攻隊といえば、帝国海軍による神風(かみかぜ)特別攻撃隊ばかりが有名だが、帝国陸軍も特攻を敢行(かんこう)している。振武隊(しんぶたい)という。

関係ないが、神風は「しんぷう」が正式な読み方だったが、NHKのラジオのアナウンサーが間違えて「かみかぜ」と読んだので、それが定着したそうである。

小学校のときに、神風特別攻撃隊・陸軍特別攻撃隊は犬死(いぬじに)であり、無駄死(むだじに)であったと習った。アメリカ合衆国海軍につぎからつぎへと撃墜され、「七面鳥の踊(おど)り撃ち」だったと教えられた。七面鳥はよたよたと歩くので、簡単に狙撃(そげき)できるということに由来するものらしい。

のちに、マリアナ沖海戦でのことを、アメリカ軍が「マリアナの七面鳥撃(しちめんちょうう)ち」と呼んでいたということを知った。特別攻撃隊のことではなかった。

私が幼少のときの漫画誌(たぶん、『少年マガジン』だったと思う)に、特攻隊を描いた漫画が掲載されていた。それによれば、100機出撃して、特攻を成功するのは、0.5機だとあった。言い換(か)えれば、200機が出撃してもたったの1機しか、敵の艦艇に体当たりできなかったということになる。

しかし、それが本当ならば、特別攻撃隊そのものが異常なまでに効率が悪いものになる。資材や人材が枯渇(こかつ)している状態でそんなことを続けるのは、愚(おろ)かでしかない。通常の戦闘を続けているほうがよっぽどましだ。

これはおかしい。いくらなんでも、そこまで帝国陸海軍が馬鹿だったとは思えない。

実際には、200機に1機しか体当たりできなかったというのは、連合国による戦後の情報操作によるものらしい。

特別攻撃を続けているということは、それなりのメリットがあったということになると考えるが普通であろう。実際のころ、体当たり攻撃は成功していた。

特別攻撃隊のことを、当時の日本の状態からすれば、最も効率のよい作戦であったと高く評価したアメリカ合衆国海軍の将校がいた。

立派な軍人というものは、戦争が終われば、妙な駆け引きなしに、好敵手(こうてきしゅ)のことを賞賛する(英国軍のマウントバッテン卿(きょう)などを除く)。立派なスポーツマンと同じだ。だから、あながち、妥当性(だとうせい)のない見解ではなさそうである。

また、ニミッツ提督(ていとく)が、1日あたり1.5艦の艦船を失っているから、早急に艦艇の補給をするようにと本国に依頼したという記事を読んだことがある。

1日あたり1.5隻(せき)であるのだから、10日で15隻、100日で150隻となる。これは大したものだ。300日なら、450隻となる。

事実、戦争末期になると、アメリカ合衆国は艦船を製造するのに、コンクリートを使うようになっている。艦船の損害が激しく、鉄鋼の製造が間に合わなくなり、コンクリートを使わざるをえなくなっていた。

したがって、特別攻撃隊は相当に効率のよい攻撃であったことになる。

また、特別攻撃隊によって、アメリカ合衆国海軍の兵士の2万8千人が発狂したという。

ある艦艇では、精神上のものも含めて健常な乗務員が30%しかいなかったという場合もあったという。3分の2以上がおかしくなっていたのだ。

ついでに、つけ加えておくと、沖縄戦では、2万人以上の兵士が発狂したそうだ。

なんだか、精神的に脆(もろ)い連中だな。

不謹慎(ふきんしん)ながら、笑ってしまったことがある。

特別攻撃隊は基本的に空母などを狙っていた。空母や戦艦、巡洋艦(じゅんようかん)を狙(ねら)うのは当然である。

ところが、敵に撃たれ、本来の標的に辿(たど)りつけなくなった特攻機は、手近な標的として近くにある駆逐艦に突っ込む場合もあった。250㎏の爆弾を抱えて突っ込むには、駆逐艦が対象では効率はよくない。

駆逐艦の乗務員からすれば、特別攻撃隊は空母などの大物(おおもの)を狙うものであって、駆逐艦のような小物(こもの)を狙(ねら)うわけがないと思っているので、自分が乗船している駆逐艦に特攻機が突っ込んでくるとなると、異常なまでのパニックに陥(おちい)ったそうだ。

それほどまでに、精神的なダメージを兵士たちに与えていたようである。

精神的なダメージは、兵士のみならず、アメリカ合衆国国民にもありうると考えたアメリカ合衆国政府は、特別攻撃隊のことを戦後まで知らせなかった。

そりゃそうだろう。太平洋戦線に出兵した愛すべきわが子が日夜、250㎏の爆弾を、ときには500kgの爆弾を抱えて突っ込んでくる航空機に悩まされていると知れば、即時の停戦や講和をしろとアメリカ合衆国国民が言い出したにちがいない。

特別攻撃隊のことをアメリカ合衆国が自国民に知らせなかったということは、特別攻撃隊は相当に相手を苦しめたということの傍証(ぼうしょう)にならないのだろうか。

では、物理的なダメージはどうなのだろうか。

これが正確なところがわからない。大日本帝国海軍とアメリカ合衆国海軍とで、特別攻撃隊の戦果が著(いちじる)しくちがう。アメリカ合衆国海軍の発表では、艦艇の損害は、日本のものよりも少ない。

戦史家などが、さまざまな文献などを駆使して、どれほどの損害を特別攻撃隊が与えたのかを記述しているが、数値はばらばらである。

とはいえ、アメリカ合衆国軍にあっては、大東亜戦争末期には、鉄鋼が足りなくなり、新造艦艇にコンクリートを使わざるを得なくなっている。戦闘機のパイロットが不足し、挙句(あげく)には女性パイロットも使わざるを得なくなっている。

1945年の2月には、アメリカ合衆国から、一旦(いったん)、講和を持ちかけられもしている(が、帝国海軍が本土決戦になればこちらが有利と考えて、拒否している)。アメリカ軍は本土決戦になれば、900万人の兵力を投入しなければならず、損害は少なく見積もって100万人もの死傷者が出ると考えていた。そういうことになれば、ベトナム戦争のように、国内からの反戦運動が活発になるのは目に見えている。

ちなみに、ベトナム戦争では、アメリカ軍は圧倒的に勝利していた。ベトナムが降伏しない状態が続いたので、反戦運動が国内で巻き起こり、国際世論も、社会主義国家や共産主義国家が蔓(はびこ)るのを防ぎ、自由主義を守るためだとしても、いい加減にしたほうがいいんじゃないかとなった。

原子爆弾を使用せずに、通常兵器で戦争を継続していれば、ベトナム戦争と同じような事態に陥(おちい)っていたであろう。

だからこそ、原子爆弾を2発も落とさねばならない状態に追い込まれていたといえるのではないだろうか? つまり、原子爆弾を落とさざるを得ないほどに手こずったのではないか?

特別攻撃隊の存在そのものを崇拝(すうはい)している輩(やから)は、効率性や数値には興味がないようだ。祖国のために自らの生命(いのち)を投げ出したことそのものが尊(とうと)く、素晴らしいと考えているので、どの程度の損害を相手に与えたのかは、どうでもよい問題であるらしい。

それはともかく、どうして、戦後67年も経っているのに、アメリカ合衆国海軍は特別攻撃隊による正確な損害を公表していないのだろうか? もっとも、50年経てば、すべての機密文書は公開されるので、丹念(たんねん)に資料(しりょう)あるいは史料(しりょう)を漁(あさ)れば、特別攻撃隊による被害の全貌(ぜんぼう)は明らかになるだろうが。

公表しない理由はただひとつだ。

公表すると、自国の海軍に不利益を齎(もたら)すからである。

特攻隊員5845人で、そこまでの損害を受けたとあれば、実質的に敗れていたも同然であったとすると、これは隠し通すしかない。また、圧倒的兵力を以(も)ってしても、日本の特別攻撃隊と同じことをされれば、アメリカ合衆国海軍ならびに陸軍は、きわめて苦しむのだとすれば、事実を大っぴらに公表するわけにはいかない。

以上のことから、特別攻撃隊は、すこぶる効率のよい作戦であったと考えることはできないのだろうか?

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追記(2013年7月9日):
「カミカゼ特攻機の戦果」というウェブページを見つけた。
↓リンクはここ。
「カミカゼ特攻機の戦果」

また、特攻隊によって戦死したアメリカ軍の兵士は5000人を超えるという史料を目にしたことがある。これが正しいとすれば、負傷によって兵士としては使い物にならなくなったのは、少なく見積もって、5000人くらいはいるだろう。すると、これだけで、10000人となる。そこに、発狂した28000人を加えれば、38000人となる。5845人の特攻によって、38000人の兵力を削ぎ落したのだから、神風特別攻撃隊は、きわめて効率のよい攻撃方法であったといえるだろう。

さらには、保守陣営のなかには、神風特攻隊戦争抑止理論を唱える者もいる。日本人はいざとなれば特攻作戦を実行する国民なので、戦後、どの国も日本を攻撃しなかったとする理論である。この考えの妥当性については、私にはわからない。

また、マッカーサー元帥は天皇陛下を処刑するつもりだったが、天皇陛下が皇室の有価証券などを持ってきて、私は処刑されてもかまわないから、国土が荒廃して苦しんでいる日本国民を助けてやってくれと言ったから処刑するのをやめたとされるが、天皇陛下を処刑して、再び、カミカゼ特攻をされてはかなわないと考えて、処刑するのをやめたという説もある。本当のところは私にはわからないが……。

2012年12月24日月曜日

サンタクロースの存在を疑いはじめた娘に対して、ある父親がとった行動

 娘が小学2年生のときに、サンタクロースの存在を疑い始めた。もう少し長く、サンタクロースが実在(じつざい)すると思ってもらいたいと思った父親は一計(いっけい)を案(あん)じた。

 彼はサンタクロースの衣装セットを購入した。

 12月24日の深夜に、サンタクロースからの贈り物を届けに、娘の部屋に入り、巨大な靴下に贈り物を入れた。そして、小学2年生の娘が目を醒(さ)ますようにと、どんどんと足を踏(ふ)み鳴らしたり、ベッドを揺すったりして、目を醒(さ)ましそうになると、娘の部屋のドアのところに、ドアを開けたまま背中を向けて、立っていた。
「あ、サンタさん」と娘が言ったのを耳にすると、走り去って、即座(そくざ)に着替えた。
 しばらくして、娘が、パジャマ姿のまま、居間にやって来た。
「わたし、さっき、サンタさんを見たよ」と娘が言った。
「サンタさんが来たんだ。気づかなかったなぁ」と父親はしらばっくれた。

 娘は小学5年生までサンタクロースの実在性(じつざいせい)をまったく疑うことはなかった。

 けれども、小学6年生のときに、押入れの奥に例の衣装を発見した。サンタクロースの存在を信じなくなった。

 その父親に訊(たず)ねてみた。
「そんなことをやっていて、楽しいんですか?」
「掃除機さんには娘さんがいないから、わからないでしょうが、楽しいんですよ」

2012年12月22日土曜日

ワコールの広告が出されまくって困っている。

 アクセク解析を見ると、自社のサーバーを持っている会社の社員が様々な検索ワードで調べているのがわかる。
 特殊法人や政府機関、たとえば、経済産業省なんてところも、あきらかに業務とは関係のないことを調べているのがわかる。
 昼休みでもない時間帯に「うまい豆腐 恵比寿」と検索している特殊法人の勤務者もいる。
 このブログならびに運営している学習塾・予備校のウェブサイトでは、息子あるいは娘の高校受験に関して検索しているのが多く見られる。

 こうしたことを話したときに、事例のひとつとして、ワコールの社員が、あることがらで検索して、コメントを残したということも話した。ついで、ワコールにはドイツ語圏のスイス人がいるか、あるいはその社員の社外の知り合いにドイツ語圏のスイス人がいるようだと述べた。

 すると、中学生の女子生徒に、「ワコールって、何の会社ですか?」と訊(き)かれた。

 そこで、おそらくは日本でいちばんの女性下着のメーカーで、そのつぎはトリンプじゃないかなと言って、ウェブサイトを表示してみた。

 そうしたところ、あれから1週間以上は経つのに、グーグルの広告が貼りつけてあるサイトでは、なにかと、ワコールの広告が出現する。

 すると、男子生徒に、女性下着の広告が無闇矢鱈(むやみやたら)に出ているのはどうしてですかと訊かれる破目(はめ)に陥(おちい)った。

 それにしても、だな。Google+(グーグルプラス)などで、個人情報を思う存分(ぞんぶん)、記入している。この年齢のおっさんが女性下着を購入する可能性はすこぶる低いはずである。だから、この広告攻勢は変だ。クリスマスが近いから、おっさんが愛人に下着を贈ることが多いのかなとも思ったが、1週間以上に亘(わた)る広告攻勢を行なうほどではないだろう。

 ま、どうでもいいけど、おっさんに対しては、ワコールの広告はそんなに出さないでほしい。

2012年12月21日金曜日

「富士山の見えるところに美人なし」について

「富士山の見えるところに美人なし」という俚諺(りげん)ある。俚諺というのは、まあ、緩(ゆる)い諺(ことわざ)のようなものである。

 この俚諺(りげん)を実際に検証しようとした事例がある。

 各地の河川などのpH(ペーハー、水素イオン指数;最近中学校などではピーエッチと読む)が、肌(はだ)に適した値であるところでは、富士山が見えないそうである。

 富士山が見えないからといって、河川などの水質が肌(はだ)に適しているとはかぎらない。四国、中国地方に美人が多いとは耳にしない。

 富士山が見えない雪国の場合には、雪が降り積もるので、冬場の関東平野とちがって、湿度が高く、そのせいで肌が綺麗になるという要素もあるらしい。関東平野の女性は乾いた空気のせいで、曾(かつ)ては、肌ががさがさになっていたようである。

 博多美人ということばがあるが、博多は中国商人などが訪れており、ハーフやクオーターが多く、異国情緒的な美があったようだ。

 また、秋田美人についても、北前船の西廻り航路の寄港地で、日本各地の様々な遺伝子を吸収して、一種の混血化しているのかもしれない。もっとも、北前船の寄港地で、美人が多いとされないところは、たぶん、河川のpH(ペーハー)が適していないのかもしれない。

 ちなみに、私は和歌山県の出身なんだが、和歌山県には富士山が見える最遠地がある。リンクを貼っておこう。

富士山が見える最遠の地

 和歌山から年に3日くらいは富士山が見える。
 美人はいない。

2012年12月20日木曜日

腐女子はぽっちゃりした人が多いそうである。

 私にはヲタクの知り合いも腐女子の知り合いもいない。
 うちの生徒で、友人にボーイズ=ラブものが好きな人物がおり、その人物に連れられて、池袋にある、女性向けのアニメやコミックスの店が集まっている乙女ロードの腐女子専門店に行ったことがあるという。

 全体として、ぽっちゃりとした女性が多かったという。

2012年12月19日水曜日

ダニエル=イノウエ死す。

ダニエル=イノウエDaniel Inouyeが亡くなった。88歳だった。

日本名は井上建(いのうえけん)。「建」には、ハワイに移民しなければならなくなった井上家を建て直すという意味がこめられている。

イノウエはInouyeと綴(つづ)る。uとeの間にyが入る。「井上」は歴史的仮名遣(れきしてきかなづかい)では、「ゐのうへWinouhe」だから、Inouyeは歴史的仮名遣いに基づくものでもない。

彼は第2次世界大戦の勇士であった。アメリカ合衆国の軍人に与えられる最高の勲章である名誉勲章Medal of Honorを与えられている。

彼の所属した第442連隊戦闘団the 442nd Regimental Combat Teamは、大統領感状Presidential Unit Citationを7枚も与えられ(日本でこれに匹敵するのは加藤隼戦闘隊(かとうはやぶさせんとうたい)くらいである)、議会名誉黄金勲章Congressional Gold Medalも与えられている。

帰国した部隊をアメリカ合衆国大統領が自(みずか)ら出迎えたのは、第442連隊だけである。


あるとき、銃弾がダニエル=イノウエの胸に命中した。心臓の上だった。

しかし、2枚の1ドル銀貨を胸ポケットに入れており、銃弾は銀貨に中(あた)り、彼はなんともなかった。

その後、ダニエル=イノウエはお守りとして胸ポケットにその銀貨を2枚、いつも入れていた。

ところが、その銀貨を失(な)くしてしまった。


銀貨を失くした後の戦闘で、小隊Platoonを率(ひき)いて突撃した。

手榴弾(しゅりゅうだん)2個を投擲(とうてき)し、機関銃座を破壊し、さらにドイツ兵を死に至らしめることによって、もうひとつの機関銃座も無力化した。

その後、ドイツ兵が撃ち放った銃弾が腹部を貫通したものの、至近距離で交戦し続けた。

手榴弾(しゅりゅうだん)を投げようとしたところ、擲弾(てきだん)が肘(ひじ)に命中し、右腕を失(うしな)った。

残った左手で、右手でつかんだままの手榴弾を取り、ドイツ軍の陣地に向かって投擲(とうてき)し、機関銃座を破壊した。

ひとりの歩兵が3つの機関銃を沈黙させたのだ。

さらには、その後、右脚を撃たれた。

味方が助けに来たとき、「稜線攻略(りょうせんこうりゃく)に戻れ!Get back up that hill!」と叫び、意識を失った。

小隊は25人のドイツ兵を死に至(いた)らしめ、8人を捕虜にした。

ダニエル=イノウエは、1年8か月もの間、陸軍病院に入院した。


「私はランボーのように行動したんですよ。I behaved like Rambo.」と、微笑みながら、彼はインタビューで述べている。












































2012年12月18日火曜日

「笑っていいとも!」の観客のテンションが異常に高い理由

 視聴率が悪くて、平日の正午から放送されているフジテレビの「笑っていいとも!」が廃止になるだろうという憶測(おくそく)が流れている。

 それはともかく、「笑っていいとも!」の観客の盛り上がり方は異常である。これは、東京都内の住民の一般的な感覚であるようだ。

 では、なぜ、観客席の女性たちは、あれほどまでに盛り上がるのであろうか?

 観客席にいるのは、田舎(いなか)の高卒OL(高卒事務員)が大半であるそうだ。

 高卒OLのだれかが、「笑っていいとも!」の観覧希望(かんらんきぼう)のはがき(たとえば、3名分のもの)を出して、当選する。同じ職場の高卒OLふたりを誘い、本人ならびにそのふたりも、有給休暇(ゆうきゅうきゅうか)をとって、上京する。そして、「笑っていいとも!」を観覧(かんらん)する。同時に、その前後に、東京ディズニー=ランドや渋谷・原宿・秋葉原あたりも訪問する。

「笑っていいとも!」の観覧者(かんらんしゃ)は、そうした人々で構成されているそうである。鬱屈(うっくつ)した生活の中に訪れる数少ない「ハレ」の場ということらしい。

 むしろ、哀(かな)しい光景に見える。

2012年12月17日月曜日

ホルムズ海峡が封鎖されれば、原油・粗油の相当な量は輸入できなくなるのだから、早急な脱原発は困難なはずだが……。

 

 まず、左の地図にある地名などの対訳を記しておく(アルファベット順)。

Gulf of Oman オマーン湾
IRAN イラン
IRAQ イラク
KUWAIT クウェート
OMAN オマーン
Persian Gulf ペルシャ湾
QATAR カタール
SAUDI ARABIA サウジ=アラビア
Strait of Hormuz ホルムズ海峡
U.A.E アラブ首長国連邦 = United Arab Emirates

 イランがホルムズ海峡を封鎖すれば、サウジ=アラビア・カタール・クウェートからは原油が輸入できなくなる。アラブ首長国連邦は、原油の一部をオマーン近くのアル=フジャイラまでパイプラインで運んでいるので、現時点での輸入量全体が輸入できなくなるわけではないが、大幅に減るだろう。
 アメリカ合衆国は、イランがホルムズ海峡を封鎖すれば、軍事行動も辞さない構えである。そうなると、イランからも輸入できなくなる。
 天然ガスをアメリカ合衆国やロシアから購入するという選択肢はあるが、2011年、原発の稼働停止後、一時的とはいえ、足下(あしもと)を見られて、1.6倍だか、むやみに高価格で売りつけられた。平均をとっても、天然ガスの輸入価格はアメリカ合衆国の3倍程度である。
 メタンハイドレードは、今のところ、実用化の目処(めど)が立っていない。
 太陽光発電はコストに問題がある。
 トリウム熔融塩炉は、発電コストが下がり、軽水炉型よりも危険性も小さい。しかし、プルトニウムを生成しないので、いざというときの核武装に用いられないので、実際、トリウム熔融塩炉は、中曾根康弘に握りつぶされたそうである。
 超臨界圧石炭火力発電システムは、利用可能であるようだが、少なくとも、普及するまでは、原子力発電に依存しなければならない。

 ところで、ホルムズ海峡封鎖の可能性であるが、これが相当に高い。
 2010年3月10日に大韓民国海軍の浦項級(ほこうきゅう)コルベットPohang class Corvette「天安」沈没事件があり、46名が戦死した。真相は闇のままだが、一説によれば、朝鮮民主主義人民共和国の朝鮮人民軍海軍の潜水艇によるものとされる。
 朝鮮民主主義人民共和国はイランに潜水艇を売り込んだという情報がある。イランは、実戦経験のない艦艇では信用できないということで、実証してみるように依頼した。そこで、朝鮮人民軍海軍は「天安」を撃沈したのだという。
 そうなると、イラン軍は、朝鮮民主主義人民共和国製の潜水艇を購入しているはずである。だから、いつでも、ホルムズ海峡を封鎖しようと思えば、できなくもないということになる。

 こうしたことを踏まえれば、即時の原子力発電停止は、いささか、非現実的であるということがわかる。
 安価な代替エネルギーを確保しないうちの脱原発・反原発・卒原発は、現実的ではない。

2012年12月15日土曜日

同姓同名の人物を同じ選挙区から出馬させれば、けっこうな嫌がらせになるのではと検討してみた。

 漢字まで同一の同姓同名の人物を同じ選挙区から出馬させれば、相当な嫌がらせになるのではないかとちょっとシミュレーションしてみた。
 今回の衆議院議員選挙の場合、私の居住地は東京10区に属する。立候補者は以下のとおりである。

小池百合子 こいけゆりこ 自由民主党
江端貴子 えばたたかこ 民主党
多ヶ谷亮 たがやりょう 日本未来の党
今秀子 こんひでこ 日本共産党

 得票数が多くなりそうな順に並べてみた。
 この4人の中で、同姓同名が多そうな名前は、やはり、小池百合子であろう。

 東京第10区の有権者数は35万人くらいである。投票率が60%だとすると、投票総数は21万くらいになる。
 小池百合子は前回の選挙では約9万7千票、前々回の選挙でおよそ11万票を得票している。

 もうひとりの小池百合子を出馬させるには、選挙の3か月以上前に第10区に転居しなければならない。供託金も政党が負担しなければならない。謝礼も必要だが、これは政党から多めに選挙資金を渡して、勝手に余らせたということにすればよいだろう。
 小池百合子がふたりになれば、「小池百合子」と書かれた票は、ふたりで按分(あんぶん)しなければならない。かりに、10万票が「小池百合子」と書いてあれば、5万票がもうひとりの小池百合子に按分されてしまう。
 そうなれば、民主党の江端貴子が当選する可能性がずいぶんと高まる。

 ところが、こういう妨害工作をしたという例は寡聞(かぶん)にして知らないから、なにかしら不都合な点があるのだろう。ちょっと調べたりしてみた。

 まず、どう考えても、卑怯(ひきょう)としかいえない。むしろ、こんな工作をすれば、その政党に対する信頼が損(そこ)なわれる。

 つぎに、公職選挙法では「職業、身分、住所又は敬称の類(たぐい)」は書いてよく、たとえば「自民党の小池百合子」「元・防衛大臣の小池百合子」などと記入すれば、按分(あんぶん)されずにすむそうである。

 とはいえ、これを徹底するため、小池百合子は他の候補者の応援演説を減らし、自分の選挙区での演説回数を増やさねばならないだろう。そうなると、応援演説によって上積みできるほかの候補者への票が減ってしまう。しかも、どれほど周知徹底(しゅうちてってい)しようとしても、高齢者の中にはただ「小池百合子」としか書かない者も少なからずいるであろう。
 採算を無視すれば、かなりな嫌がらせになることはまちがいない。
 それでも、これまでにこの手を使ったことがない理由として、悪い印象を与えることと、コスト=パフォーマンスが悪いこととが挙(あ)げられるのだろう。

 ところで、今回の選挙で、「美人の小池百合子」と書いた場合、民主党や日本未来の党が「美人ではないから無効票だ」と暴れたりするということはないのだろうか?
 私は真面目に投票するので、かわりに、だれか、試してみて、開票所での様子を報告してほしい。

2012年12月14日金曜日

ベトナム人の性格・気質についての記事に驚いたことがある。

 情報源がどこだったのかは憶(おぼ)えていないのだが、ベトナム人の性格・気質について述べてあるものを読んで、笑ったことがある。つぎのようなことが書いてあった。

 ベトナム人は、日本人同様に、真面目できわめて勤勉であるので、周辺諸国から嫌われている。

 そういえば、日本も特定亜細亜三国には嫌われているなあ。

2012年12月13日木曜日

『時をかける少女』で主人公・紺野真琴が最後にタイム=リープするときに飛んだ坂のモデルになった富士見坂をグーグル=ストリート=ビューGoogle Street Viewで見たら、笑ってしまった。

 2006年公開のアニメーション『時をかける少女』で、主人公の紺野真琴(こんのまこと)が最後にタイム=リープする。自宅近くの急な坂で、「いっけー」と叫びながら、跳躍して、過去のある時点に戻る。
 その急坂(きゅうざか)のモデルになったのが、豊島区高田にある富士見坂であるが、都内には「富士見坂」が多いので、高田富士見坂と呼ぶ場合もある。

 坂の上に近い住所は、東京都豊島区高田1丁目40-14である。

 練馬区ならびにその周辺で、アニメーションや漫画に登場する場所についてうちの生徒たちに話した。その流れで『時をかける少女』にも言及した。うちの生徒たちで『時をかける少女』を観た者は、ひとりを除いて、紺野真琴と間宮千昭(まみやちあき)と津田功介(つだこうすけ)の3人が野球をする公園が哲学堂公園であることに気づいていた。気づかなかったひとりはというと、実際の公園よりも背後にあるマンションが大きすぎて気づかなかったという。

 さて、私は大学生のときに週に3回くらいランニングをしていた。同じコースだと飽きるので、適当にコースを変えてジョギングしていた。紺野真琴が最後に跳躍した坂のあるあたりも何度か走っている。だから、紺野真琴が最後にタイム=リープした場所はすぐにわかった。

 そのことをうちの生徒たちに話して、グーグル=マップGoogle Mapのストリート=ビューStreet Viewを見せた。

 グーグル=マップで「東京都豊島区高田1丁目40-14」で検察してから、左側にある小さい画面をクリックするとストリート=ビューになる。ストリート=ビュー画面の右上の隅(すみ)に「写真」という文字があり、それをクリックすると、ユーザーがアップロードした近辺の写真が出てくる。

 すると、高田富士見坂の上から撮った写真が、現時点で33枚も載っている。

『時をかける少女』のことを知らない人が見たら、江戸時代になにかしら重大なできごとでも起きた由緒ある場所だと勘違いするんじゃないかと思った。同じ場所からの写真が33枚もあるのだから。
 
 以下の写真は、Googleで画像検索した中で、最も素晴らしいと思ったものである。これは、すごい写真だ。左端を暗くして、坂の向こうの空を明るくしてある。このコントラストがいい。また、安普請(やすぶしん)のマンションや住宅があまり写り込まないようにしているので、味わい深くなっている。この程度にしか、この写真のすごさを言語化して説明することができないけれど、惚(ほ)れ惚(ぼ)れとする。
















2012年12月12日水曜日

デブは宇宙には行けない。

 うちの近所に、宇宙ステーションに行って、脳医学に関する基礎データとして無重力状態での脳の血流のデータを採った人がいる。
 その人によれば、身体測定や体力や知能や適性を調べる前に、デブは自動的に失格になるそうだ。
 無重力状態では、肥満の人は、血圧が無茶苦茶に上下したり、不安定になったりする。だから、デブは、デブという時点で、自動的に宇宙ステーションには行けないそうである。

 ホリエモンこと堀江貴文は、宇宙事業に野心を抱いているそうであるが、その本人自身は、デブであるが故(ゆえ)に、人工重力発生装置でも開発されないかぎり、宇宙には行けないし、アメリカ人は肥満率が高いから、宇宙飛行士になれない人の割合が高いはずである。

 宇宙に行きたければ、痩(や)せろということか。



2012年12月11日火曜日

安倍晋三(あべしんぞう)がアルシンドAlcindoに聞こえた。

 YouTubeで「あなたへのおすすめ」などに出てきた動画を、適当に「後で見る」に選んで、画面は見ないまま、音声だけを耳にしながら、学習用プリントを作成する。
 最近は、政治関係や第2次世界大戦、台湾などがよく勧(すす)められる。
 昨日、その中に、マスコミ批判や安倍晋三を応援する動画があった。



 動画の中で、「アベシンゾ(安倍晋三)」という掛け声を連呼していたが、そのときは、集中してプリントを作成していたので、前後関係がわからず、そのせいか、「アルシンド」と聞こえた。冒頭だけでも再生してもらえれば、「アルシンド」に聞こえてしまうサッカーファンの心情がわかってもらえるのではないかと思う。

 アルシンドAlcindo Sartoriとは、Jリーグ元年(1993年)から鹿島アントラーズに所属し、ジーコZicoとともに活躍したブラジル人のサッカー選手である。
 ちなみに、アルシンドはこんな選手。動画を貼りつけておく。


 ところで、長崎ちゃんぽんリンガーハットの「皿うどん」は英単語のsurround(サラウンド)と音がよく似ていると思うのが、このことを指摘すると、いつも、生徒に失笑を買うだけである。

2012年12月10日月曜日

「丹陽(タンヤン)」(元・雪風)の動画がないか調べてみた。

駆逐艦雪風は、第2次世界大戦で活躍した駆逐艦である。太平洋戦線が生じた際に、現役として稼働中であり、かつ、大戦終結時にもほぼ無傷であったのは、この駆逐艦雪風と戦艦長門の2艦だけであったことから「奇跡の駆逐艦」「奇跡の幸運艦」などと呼ばれている。

本物の雪風の動画がなかったので、もしかすると、戦後、台湾(中華民国)に移譲されて、旗艦・丹陽(タンヤン)として活躍した動画がなかろうかと考えた。そこで、「丹陽」で検索してみたが、関係のものばかり出てきた。

つぎに「陽字號驅逐艦(陽字号駆逐艦)」や「陽字型驅逐艦」などで動画検索にかけてみた。なお、「陽字號驅逐艦(陽字号駆逐艦)」や「陽字型驅逐艦」というのは、「『陽(ヤン)』の字の入った駆逐艦」くらいの意味らしい。英語だとYang-class Destroyerとなり、日本的な表現だと、「陽(ヤン)級駆逐艦」となるだろう。

動画では、0分11秒あたりに「老陽」の文字が出てくるが、これは「退役あるいは引退した陽字号駆逐艦」くらいの意味らしい。

0分53秒あたりに3艦が映るが、どの艦艇かわからない。

丹陽(雪風)が登場するのは1分38秒あたりである。ただし、写真だけである。

駆逐艦が艦砲射撃をする場面が2分8秒あたりにあるのだが、これがどの艦艇なのかがわからない。「在四十年代的台海戦役中」とあるので、台湾の暦(こよみ)の40年代だから、1951年から1960年のできごとであろう。

ということは、丹陽・信陽・洛陽・漢陽・咸陽・南陽のどれかではあると思うのだけれど、軍事オタクではないので、艦影から判断することができない。

以下に、雪風・丹陽・動画の2分8秒あたりの画像・「台海老兵」という動画を並べる。





















2012年12月9日日曜日

支那と呼ぶな、中国と呼べと日本に要請しているまさにその国がアフリカのことを「非洲」と呼んでいた。

 支那とは、インドの仏典を漢民族のことばに訳した[=漢訳した]際に、支那大陸を指すものとして用いられた。支那と訳したのは、支那大陸の住人そのものである。
 日本は東アジア文化圏には属さず、日本文化圏を形成している。どこかの皇帝に対して、天皇を据(す)えるのも、東アジア文化圏に属する、皇帝よりも身分の低い「王」ではないという意思表示であった。
 したがって、中華や中国という語を使用することは、日本文化圏を捨て去り、東アジア文化圏への編入を意味するので、一部の学者は中国なる呼称を用いてはならないとする。
 その支那は、日本以外の国には、自国の呼称についてとやかく言ってはない。この点から、呼称問題に政治的意図が強く感ぜられる。英国に対して、Chinaと呼ぶな、Central Countryと呼べとは言っていない。
 たとえば、ドイツ語で日本のことは「ヤーパンJapan」というなんとも間抜けな音の連(つら)なりで呼ぶと知っても、日本人は憤慨(ふんがい)はしないだろう。

 それはともかく、調べ物をするときに、ちょうどよい日本語のウェブサイトがない場合には、英語・フランス語・ドイツ語のウェブサイトを利用するし、その他の言語の場合は、Google翻訳にかける。アフリカに関するあることについて、支那のことばでの記事に辿(たど)り着いた。

 アフリカが支那のことばでは、「非洲」であった。
 「洲」はここでは「大陸」のことであるから、「非洲」とはすなわち「大陸にあらず」という意味になる。
 かの国の人々の底意地(そこいじ)の悪さが窺(うかが)われるというものだ。

 そういえば、かの国では、モンゴルは「蒙古」で、「蒙」は「くらい(暗い)」で、「古」は「ふるい(古い)」である。「蒙」は「啓蒙主義(けいもうしゅぎ)」や「無知蒙昧(むちもうまい)」などで用いられる。とはいえ、個人的には「蒙古襲来(もうこしゅうらい)」ということばがあるせいか、「蒙古」ということばは、勇ましくて強そうという印象が私にはある。

 その一方で、かの国では先進国に対しては美称(びしょう)としても差し支えないものもある。

英国 英国、フランス 法国、ドイツ 徳国、アメリカ合衆国 美国

 英国→英(ひい)でた国→すぐれた国
 法国→法(のり)のある国→秩序を維持するための規範のある国
 徳国→徳のある国→道徳的に立派な国
 美国→美しい国

 非洲や蒙古の扱(あつか)いとは著(いちじる)しく異(こと)なっている。

2012年12月8日土曜日

大東亜戦争に関して子どもが抱いている正確とはいえないイメージ

 当校の生徒、とりわけ、小学生と中学生が大東亜戦争(太平洋戦争)に対して抱いているイメージで、つぎの2つは大きく間違っていた。

1) B-29 Superfortress(B-29超空の要塞)は難攻不落の空飛ぶ要塞である。
2) 1945年3月10日の東京大空襲ではB-29による絨毯爆撃(じゅうたんばくげき)で、全(まった)き壊滅状態になった。

 まず、B-29 Superfortress(B-29超空の要塞)が難攻不落の空飛ぶ要塞であるについては、太平洋戦争中に製造され、戦線に投入されたB-29は3900機で、そのうち、損失714機であった。むろん、この中には、大日本帝国軍によって撃墜されたものだけではなく、整備不良などで、たとえば、エンジンの不調などで自滅したものも含む。
 帝都防衛のために組織された大日本帝国陸軍飛行第244戦隊だけでも、73機を撃墜している。
 だから、B-29は、決して、難攻不落の空飛ぶ要塞ではなかったのである。
 また、朝鮮戦争以後、B-29が使用されなくなったのは、それほど大した爆撃機ではないということの証(あかし)であろう。もっとも、ジェット=エンジンが開発されたから、レシプロ=エンジンが不採用になったということでもあるのだけれど。

 つぎに、東京大空襲である。
 死亡者が8万人から10万人である。左翼は、こうした数字を大きくしたがるので、その結果、10万人が人口(じんこう)に膾炙(かいしゃ)した数値となっている。
 ところが、当時、多数の東京在住者が疎開していたとしても、それなりに人はいた。
 私が大雑把(おおざっぱ)に計算したところ、8人に1人が亡くなっている。いや、これは、8人に1人しか亡くなっていないというべきか?
 ともかく、1600mから2200mという超低高度から絨毯爆撃(じゅうたんばくげき)をした割には、効率が悪い。

[追記:東京全体を空襲したわけではなく、下町などの人口密集地を中心に空襲したにすぎないので、「8人に1人しか亡くなっていない」と把(とら)えるのは、適切ではないようだ。]

 以上のことから、小学生や中学生に対する教育にあっては、主観的な解釈を混(ま)じえずに、淡々と数字だけを教えるのがよいのではないかと思うのだが、たとえば、死傷者数で述べる場合と、戦死者数で述べる場合とでは、与える印象が変わるから、いろいろと難しい。

2012年12月7日金曜日

Know Your Enemyと『凛として愛』を続けて見ると、歴史の真実がわからなくなって、ちょっとおもしろいぞ。

 YouTubeで視聴できる Know Your Enemy (汝(なんじ)の敵を知れ)と『凛(りん)として愛』を続けてみると、歴史の真実がわからなくなって、ちょっとおもしろい。

 Know Your Enemy  は、アメリカ合衆国が国策映画として製作したものらしい。
 私は和歌山県橋本市の出身なのだが、小学3年生か、4年生のときに、担任の教師から、この Know Your Enemy  に基づくものを教えられた。そのときには、日本という国はなんというアホな国なのだろうを思ったことを憶(おぼ)えている。そのときの担任は、もしかすると、日教組(日本教職員組合)の成員(メンバー)であったのかもしれない。
 話は逸(そ)れるが、和歌山県は見事なまでの自虐史観教育を行なっていた。「君が代」は一度も唄ったことがないので、歌詞は知っているが、いまだにちゃんと唄えない。近年、保守を呼ばれる人々の言説を目にするうちに、自分が子どもの頃に習ったことは、本当だったのかと疑問を抱くようになった。

 つぎに貼りつけるのは、英語字幕つきの『凛として愛』という映画である。明治維新以降の日本の歴史を悪辣(あくらつ)な白人による強奪(ごうだつ)から自国を守る歴史として描いている。
 協賛企業として、以下のものがある。

株式会社ケーアンドエル
株式会社龍角散
株式会社三菱地所設計
株式会社錢高組
株式会社乃村工藝社
工房・はるみ
株式会社ビーグル
株式会社ジャパン・ミュージック・エージェンシー
株式会社ニューワールド トレーディング
ビジュアル プロダクト
オリエンタル火工株式会社

 こうした映画に協賛すると、左翼から攻撃を受けるのだろうから、利益だけを考える企業なら、協賛企業にならないだろう。ということは、信念があって、協賛しているのだろう。相当な覚悟があって協賛しているはずだ。

 まあ、なにはともあれ、以下の動画を視聴してもらえるとうれしい。





2012年12月6日木曜日

山本五十六の「五十六」の命名の由来を話したときの当校の生徒の反応

 今年(2012年)12月23日に『聯合艦隊司令長官 山本五十六(れんごうかんたいしれいちょうかん やまもと いそろく)』という映画が公開されるそうである。そこで、山本五十六が「五十六(いそろく)」を命名された由来を話した。これは、有名な話で、たいていの大人であれば、知ってる話であろう。

 親父が56歳のときに生まれた子どもで、名前を考えるのが面倒くさかったらしく、「五十六(いそろく)」となった。

 このことを知った生徒の反応が笑えた。

 よかった。私が男で、父親が熱烈な山本五十六のファンだったら、「三十七(みそしち)」と名づけられていたところだった。

 当時の年齢は数え年だったから、「三十八(みそはち)」になっていたところだと考えるのが正しいと指摘しておいた。

 すると、「俺だったら、『二十七(にそしち)』になっていたところか」とか、「ぼくだったら、『三十三(みそぞう)』になっていたところだ」と盛り上がった。

 ところが、ひとり、しょんぼりしている生徒がいた。自分の父親が何歳のときに自分が生まれたのかわからないから、輪の中に入れないという。

 親の年齢がわからないのは親不孝だと『論語』に書いてあったと記憶している旨(むね)を伝えておいた。

 なお、私の場合は、「三十一(みそかず、または、みそいち)」になっていたところである。

 名前が数字ということで思いつくのは、つぎのとおりくらいかな。

安達二十三(あだちはたぞう):陸軍中将。明治23年生まれということが二十三と命名される。部下が全員釈放されたのを見届けた後、自決。
沖田十三(おきだじゅうぞう):宇宙戦艦ヤマトの艦長
海野十三(うんのじゅうざ):SF作家
斎藤一(さいとうはじめ):新撰組の一員
西一(にしはじめ):アニメ『いなかっぺ大将』の登場人物
兵頭二十八(ひょうどうにそはち):軍事評論家(このペンネームは山本五十六の半分くらいだからということで、二十八(にそはち)としたのではないかな)
直木三十五(なおきさんじゅうご):直木賞の由来となった作家

2012年12月4日火曜日

「柿」と「杮」、「干」と「于」:区別を知らない人が多い漢字

 一般に区別を知られていない漢字は、つぎの2組ではなかろうか。

「柿」と「杮」「干」と「于」

「柿」と「杮」

「柿」は果物の「かき」である。
「杮」は「こけら」であり、「杮落とし(こけらおとし)」で使う。「杮落とし」とは新しく建造した劇場などで最初の催しを行なうことで、「杮(こけら)」とは、木片のことで、建築の最後で木片をかたづけることが語源になっているという説がある。
「柿(かき)」は「木」+「亠」+「巾」から成り立つが、「杮(こけら)」の旁(つくり)は、4画で、縦の棒が貫いている。

「干」と「于」

「干」は「干(ほ)す」である。一方「于」は、いろいろと意味があるが、日本で漢文を読むにあたっては「於(お)ける」の「於」の改まったものと考えればよいだろう。手紙などで、たとえば、箱根でしたためたものに「于箱根」と書き添えると、「箱根に于(お)いて」となり、意訳すれば「箱根にて」という意味になる。
 いちばん下の部分を撥(は)ねずに止めるのが、「干す」であり、撥ねるのが「于(お)ける」である。
 大手の出版社は校正を10回行なうのだが、それでも、漢詩・漢文で、「于」を「干」と間違っているのを時折り、見かける。

「己」「已」「巳」は、むしろ、古文の文法で「已然形」を習うときに、この3つの漢字の違いを教えられるので、以外と、知られている。

2012年12月3日月曜日

練馬区・板橋区・豊島区で、おいしい緑茶が飲みたければ、甲子園茶舗に行くといいぞ。

深蒸(ふかむ)し茶が好きである。

お茶というものは、同じ値段でも店によって味がずいぶんと違う。おいしい・不味(まず)いに差がありすぎるのだ。

そういうことで、2年くらい前から、100gで税込み1050円の茶を、あちこちのお茶屋さんで買い求め、飲み較(くら)べていた。

その結果、私がいちばんおいしいと思ったのは、甲子園茶舗の深蒸し茶であった。

この店の100gで税込み1050円の深蒸し茶が、いちばんおいしかった。200gで定価が税込み2300円の深蒸し茶は、さらにおいしかった。

 所在地:東京都板橋区小茂根1丁目32番3号
 電話番号:03-3956-8463

東京武蔵野病院の近くにある。環状7号線(都道318号線)沿いにあるオーケーストア小茂根店の裏側あたりにある。

お茶を、それから水もこの店で買っている。2キロメートルほどの道のりを自転車で買いに行く。それだけの価値がある。

ときおり、高級外車で乗りつけて、コーヒー豆や茶を買いに来る客もいる。コーヒー豆や焙(ほう)じ茶は自家焙煎(じかばいせん)である。練馬区のうちの近所で、高級外車で買い物客が来る店は、Escamare(エスカマーレ)という高級食材店と、アサヒヤ=ワンセラーというワインショップくらいのものである。

甲子園茶舗は、ウェブサイトを運営しているわけでもないが、古くからの固定客からの大量註文(たいりょうちゅうもん)があるという。

また、お中元あるいはお歳暮でお茶をもらって、たいそうおいしかったので、どこで買ったものかを贈り主に訊(たず)ねたものの、教えてくれず、必死で探し当てたという人がいるそうである。入店するなり、「ああ、この店だったか!」と言った客がいるそうである。秘密にするほどではないと思うのだけど。

味の違いは、どこから出てくるのかと、店主に訊(たず)ねたところ、答えはつぎのようなものであった。

お茶というものには、巨大なシンジケートなどがない。試飲会で味を確かめてから、その茶園から買いつける。たとえば、その茶園のこの斜面のお茶を買いつけるというふうに註文(ちゅうもん)する。

味の違いがわからなければ、おいしいお茶は仕入れることができない。また、大手のお茶のメーカーのものをただ仕入れて売っているだけの店では、値段の割においしいお茶はないという。

大手のメーカーは大量に生産しないといけないので、おいしいお茶とあまりおいしくはないお茶を混ぜて、適当なお茶を製造しているそうである。

お茶といえども、いや、お茶だからこそ、仕入れる人の能力に大きく左右されるものらしい。

コンビニエンス=ストアやスーパーマーケットで売っているお茶で満足している人は、この店の茶を飲むと、日本の緑茶文化の奥深さを知ることできるに違いない。「いいお茶って、こんなにもおいしかったのだ」と知ることができる。知らないままだと、日本文化の大事なものを見失ったままになると思う。

甲子園茶舗にも、欠点がひとつだけある。以前に「下品な味わいの玄米茶(げんまいちゃ)がほしい」と言ったとき、うちで扱っている玄米茶でいちばん下品な味わいの玄米茶はこれですと出されたのだが、相当に上品な味の玄米茶だった。

下品な味わいの玄米茶はほかの店で探すしかないようだ。

追記:「甲子園茶舗」の「甲子園」は「こうしえん」と思っていたが、店主によれば、「きのええん」だという。それで、甲子は「きのえね」と読むはずだから、「きのえねえん」と読むのが普通じゃないのかと指摘したところ、「うっかり忘れていた」という。

画像はGoogle(グーグル)のストリート=ヴュー(Street View)のものを貼りつけた。クリックすると拡大するよ。


2012年12月2日日曜日

「国境なき医師団」の日本初の登録医・貫戸朋子の話を読んだ生徒の感想

 貫戸朋子(かんとともこ)は「国境なき医師団」登録医としては日本初である。小学校の国語の教科書にも、高等学校の英語の教科書にも、貫戸朋子は登場する。

 貫戸朋子の話を読んだ生徒の感想で、こういうものがあった。それを纏(まと)めるとつぎのようになる。具体的な数字などは、こちらで加えたものもある。

 日本で勤務医をしていれば、年収1200万円から1500万円になる。寄附金の控除額は4割くらいだから、年収1500万円として、600万円は課税されずに寄附できる。そのお金で、危険手当て込みで、年収200万円で医師を雇える国から3名を雇い、「国境なき医師団」に派遣したほうが、助かる生命(いのち)が多くなる。日本人が1名、登録医として派遣されるよりも、こちらのほうが効率がいいはずである。

 私の回答:一般の大人はそういうことに気づいても、口には出さないようにしている。世の中には損得(そんとく)や効率だけで、考えてはいけないこともある。それに、私の友人・知人には控除額の目一杯まで寄附している人も少なからずいる。けれども、そういう人たちは、そのことをあまり口に出さずに実行している。普段、控除額の限界まで寄附しているから、たとえば東日本大震災の際には、むしろ、そんなに寄附をしていなかったりする。



2012年12月1日土曜日

大家に怒鳴られた店子(たなこ)のしょうもない逆襲(ぎゃくしゅう)

 うちのマンションの大家は投資家でもあった。ただし、投資家であったのはリーマン=ブラザーズ=ショックBunkruptcy of Lehman Brothersの前までのことだった。
 リーマン=ブラザーズ=ショックの前は、「投資は必ず儲(もう)かる。投資をしない奴は馬鹿だ」とまで言っていた。
 それに対して、投資といっても、所詮はゼロ=サム=ゲームにすぎないだろうから、儲かる人がいれば、損をする人もいるし、株式のような非ゼロ=サム=ゲームもあるけれども、それにしても、常に勝ち続けるのは、情報を限りなく集め続けなければならないだろうから、儲かるといっても、それほど楽とは思えないと答えた。

 そして、リーマン=ショックである。
 リーマン=ショック後、暫(しばら)くすると、大家は高級外車を2台売り払い、自転車が1台増えた。目に見える変化はそれくらいだが、土地などの資産を手放さねばならなかっただろうということくらいは想像できた。
 それからは、軽い鬱病患者のようになった。以前と較べて元気がなくなり、俯(うつむ)き加減でとぼとぼと歩くようになっていた。

 うちのマンションでは、前月末までに銀行振り込みで翌月分の家賃を納めることになっている。
 ところが、店子(たなこ)、すなわち下宿人(げしゅくにん)の2人が、うっかりして、家賃の振り込みを忘れ、大家がその2人に怒鳴った。店子としては、たかだか、2日遅れたくらいで怒鳴られたのは腹が立つと思った。

 日本では、4月と9月に入学・入社・転勤などがある。新しくマンションに入るのは、4月と9月に限定される。
 そこで、大家に怒鳴られた店子たちは、8月31日に、9月一杯で引っ越す旨を通達した。うちのマンションでは、引っ越しの1か月以上前に伝えておかなければならないことになっている。

 そんなわけで、2人の店子は10月1日から別のマンションに転居した。10月から入居できる物件には優良物件はなさそうだが、2人の店子は、大家に怒鳴られたことがよほど癪(しゃく)に触(さわ)ったのだろう。
 投資に失敗して、いくぶん、おかしくなっていたということを割り引けば、それほど腹も立たないとは思うんだけどねえ。

 その翌年の4月をすぎて、2人の店子のうちのひとりとばったりと出逢(であ)った。そして、自分たちが出たあとの部屋の入居状況(にゅうきょじょうきょう)を訊(き)いてきた。
 2部屋のうち、1部屋には4月から近所の新入学の大学生が入ったが(家賃から考えて、この大学生の親は、たぶん、資産家であろう)、もう1部屋は空いたままであると述べた。

 この時点で10月から3月までの家賃は空き部屋だから入っていない。それも2部屋である。さらに、1部屋は空き部屋のままである。
 その時点で、家賃×2部屋×6か月分の損失が生じていた。軽く100万円以上の家賃が入っていないことになる。
 それを耳にして、店子のひとりは、大家に与えた損害が引っ越し費用を超えていることを知り、「よし、勝った!」と大喜びだった。

 なんというか、本当にしょうもない闘(たたか)いであった。大家の精神状態は悪化したようだった。

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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