2012年11月29日木曜日

アメリカ合衆国陸軍第5軍司令部が作成した資料による日系アメリカ兵の特徴には笑ってしまった。

大東亜戦争、所謂(いわゆる)太平洋戦争のときに、欧州戦線(ヨーロッパせんせん)で最も活躍したのは第442連隊戦闘団the 442nd Regimental Combat Teamである。
 その第442連隊に所属する日系アメリカ兵について、第5軍司令部が作成した資料による特徴には笑ってしまった。

恥ずかしがり屋で、礼儀正しく、清潔である。

図々しくて、無礼で、不潔な兵士がほかの部隊にはいるということになる。

前線では目的をやり遂げんと常に全力を尽くす。

アメリカ合衆国陸軍には全力を尽くさないことのある兵士がほかの部隊にはいるということになる。

命令にはつべこべ言わず、速(すみ)やかに従う。

つべこべ言って、命令に従わない兵士がほかの部隊にはいるということになる。

前線での顕著(けんちょ)な特徴として、ゼロ=アワーzero hour、(即(すなわ)ち)、突撃となるや、全員立ち上がって突進する。

ゼロ=アワーになっても突進しない兵士がほかの部隊にはいるということなる。

傷ついた仲間を置き去りにしない。

傷ついた仲間を置き去りにする兵士がほかの部隊にはいるということになる。

以上のことから垣間(かいま)見えるのは、アメリカ合衆国陸軍の兵士というのは、十全(じゅうぜん)には、軍隊としての規律がなっていないということであろう。実際、アメリカ合衆国陸軍では、第442連隊の歴史は必修科目だそうである。第442連隊を見習えということであろう。

とはいえ、その昔、大日本帝国海軍では、反戦主義者・山本五十六(やまもといそろく)が連合艦隊の司令官をやっていたという信じられないことがあったけどね。いや、反戦が悪いというわけではなく、軍人というものは、下された命令を粛々(しゅくしゅく)と遂行(すいこう)するものであって、思想を表明するものではないはずだ。あくまでも、軍人としては適性に欠くということである。



ちょっと長いけれど、興味のある人は見るといいよ。


0 件のコメント:

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

人気の投稿

pageTacker

フォロワー

StatCounter

ashi@