2012年11月30日金曜日

「練馬大根(ねりまだいこん)」を登録商標にした和菓子屋

 東京都練馬区富士見台2丁目18番13号にある御菓子司・木村屋では、随分(ずいぶん)と以前のことだが、「練馬大根まんじゅう」が売られていた。意外とウケがいいので、なにかの折(お)りには、それを買って、手土産としていた。
 ところが、ある日、「練馬大根まんじゅう」が「大根まんじゅう」と名称を変えていた。
 店員に訊(き)いたところ、知らない人がやって来て、法律上、「練馬大根」の名称を使ってはいけないと説明されたという。
 そのときは、そのまま、練馬区役所が「練馬大根」ブランドを統一的に管理しようとでも考えているのかなと思っただけだった。

 昨日、「練馬大根まんじゅう」という名称を禁止された和菓子屋の話を当校の生徒たちにした折(お)りに、ウェブで「練馬大根まんじゅう」で検索してみた。
 東京都練馬区大泉学園町1丁目12番2号にある「練馬大根最中本舗(ねりまだいこんほんぽ)・栄泉」が和菓子に関して「練馬大根」を登録商標にしていた。栄泉は、たぶん、「えいせん」と読むのだろうが、ウェブサイトでは確定できなかった。もしかすると「さかえいずみ」と読むかもしれない。
 その「栄泉」では「練馬大根最中(ねりまだいこんもなか)」「練馬大根まんじゅう」「練馬大根ようかん」「練馬大根物語 麦こがし」を販売している。

「練馬大根ようかん」では、練馬大根を使用しないこともあるとウェブサイトに明記してある。
「練馬大根物語 麦こがし」に到(いた)っては、麦こがし(関西弁では、はったい粉)の生地(きじ)に包まれた漉(こ)し餡(あん)の中に大きな栗(くり)が入っているだけのもので、どこが「練馬大根」なのか理解に苦しむ。

 以上のことがわかったので、それを当校の生徒たちに話したところ、小学生から高校生までの反応はほぼ同じであった。

「練馬大根」のようなごく普通のことばを、和菓子限定であるとはいえ、商標として登録し、同業他社に使えないようにして、自分だけが儲(もう)けようとすることについて、小学生から高校生のうちの生徒の反応はつぎのとおりであった。

卑怯(ひきょう)である。
決して褒(ほ)められることではない。
いくらなんでも、それはないだろう。
自分なら、そんな恥(は)ずかしいことはできない。
栄泉の経営者の子どもが(苛(いじ)めに遭(あ)うのではないかと)かわいそうである。
「正義」というものがわかっていない者が経営者にいるらしい。
もしかすると、もともとは日本人ではなかった人ではないのか?


 お天道(てんとう)さまは見ている。それがわからない人間だけが、アメリカ的商売をしてしまうのだろうな。
 日本では、少なくとも江戸時代からの家柄(いえがら)がよければ、そういうことはしない場合が圧倒的に多い。

 当校では栄泉の練馬大根まんじゅうの不買運動に励(はげ)むことにした。もともと、だれもそこのまんじゅうは買っていなかったのだけれども。

2012年11月29日木曜日

アメリカ合衆国陸軍第5軍司令部が作成した資料による日系アメリカ兵の特徴には笑ってしまった。

大東亜戦争、所謂(いわゆる)太平洋戦争のときに、欧州戦線(ヨーロッパせんせん)で最も活躍したのは第442連隊戦闘団the 442nd Regimental Combat Teamである。
 その第442連隊に所属する日系アメリカ兵について、第5軍司令部が作成した資料による特徴には笑ってしまった。

恥ずかしがり屋で、礼儀正しく、清潔である。

図々しくて、無礼で、不潔な兵士がほかの部隊にはいるということになる。

前線では目的をやり遂げんと常に全力を尽くす。

アメリカ合衆国陸軍には全力を尽くさないことのある兵士がほかの部隊にはいるということになる。

命令にはつべこべ言わず、速(すみ)やかに従う。

つべこべ言って、命令に従わない兵士がほかの部隊にはいるということになる。

前線での顕著(けんちょ)な特徴として、ゼロ=アワーzero hour、(即(すなわ)ち)、突撃となるや、全員立ち上がって突進する。

ゼロ=アワーになっても突進しない兵士がほかの部隊にはいるということなる。

傷ついた仲間を置き去りにしない。

傷ついた仲間を置き去りにする兵士がほかの部隊にはいるということになる。

以上のことから垣間(かいま)見えるのは、アメリカ合衆国陸軍の兵士というのは、十全(じゅうぜん)には、軍隊としての規律がなっていないということであろう。実際、アメリカ合衆国陸軍では、第442連隊の歴史は必修科目だそうである。第442連隊を見習えということであろう。

とはいえ、その昔、大日本帝国海軍では、反戦主義者・山本五十六(やまもといそろく)が連合艦隊の司令官をやっていたという信じられないことがあったけどね。いや、反戦が悪いというわけではなく、軍人というものは、下された命令を粛々(しゅくしゅく)と遂行(すいこう)するものであって、思想を表明するものではないはずだ。あくまでも、軍人としては適性に欠くということである。



ちょっと長いけれど、興味のある人は見るといいよ。


2012年11月27日火曜日

「綺麗?」と訊いた蒙古(モンゴル)出身力士の話が中学校の英語の教科書に掲載されているが、これはまずい。

 東京書籍発行の検定済み英語の教科書New Horizon English Course 3(ニューホライズン=イングリッシュ=コース3)のUnit 4(ユニット4)はLearn by Losing(負けることによって学ぶ→負けて憶える相撲かな)という題名である。
 英語の教科書なので、来日当初の蒙古(モンゴル)力士が間違えながらも、急速に日本語を習得したという話が書いてある。
 その中の挿話(そうわ=エピソード)のひとつとして、来日したての蒙古(モンゴル)出身力士が、浴衣(ゆかた)の着付けがきちんとしているかを先輩力士たちに確かめてもらうためにこう言ったという。

「綺麗(きれい)?」

 男子中学生たちは裏の意味を読み取らずに、そのまま文字通りに把(とら)えたのだが、ところが、女子中学生たちは違っていた。
 「綺麗?」などという言い回しを先に憶(おぼ)えたということから、来日早々に親方なり、谷町(たにまち)なり、先輩力士なりに、女性が接待をするいかがわしいお店(たとえば、キャバクラなど)に、その力士は連れて行かれているのだろうと、女子生徒たちはだれもが考えた。

 深読みをすると猥雑(わいざつ)な内容になるようなことが、検定を通過したのが不思議だが、おそらく、文部科学省の検定官も、男子中学生と同じ水準で表面的な意味しか汲(く)み取れなかったのであろう。

2012年11月26日月曜日

福祉を厚くしたらどうなったか:東京都中野区の場合

 東京都中野区は、曾(かつ)てはお洒落(しゃれ)な町であった。
 中野ブロードウェイは、今でこそ、オタクの集(つど)う「まんだらけ」の本店があるにすぎないものと思われているが、人気歌手の沢田研二や元・東京都知事の青島幸男が住んでいたようなところである。今でいえば、六本木ヒルズのようなところであったのである。

 中野といえば、陸軍中野学校があった場所である。戦後も、帝国陸軍のエリートが中野に居を構えた。ほかにも、文化人なども多く住み、比較的革新系の住人が多かった。

 東京23区のうちでも、共産党や社会党などの革新系議員が多く当選していた。
 そうした議員は、福祉を厚(あつ)くした。
「寝たきり老人になるなら、中野区に限る」とまでいわれるようになった。それほどまでに福祉が充実している。福祉の充実ぶりは東京23区でいちばんだろう。

 すると、福祉を目当てに、低学歴低所得で教養に乏(とぼ)しい人々が多数流入してきて、50年前とは違う街(まち)になった。
 今では、私の知る限り、高学歴高所得の人の中は、中野区には家を建てたいとは思わない、中野区に家を建てるくらいなら杉並区に家を建てると言っている人もいる。

「福祉を厚くする」というのは、よいことであるはずなのに、実行すると、街(まち)が荒(すさ)んでいった。

2012年11月25日日曜日

自転車税の導入を検討してみた。

 たとえば、日本国内での自転車の販売台数は、2009年の場合、950万台であった。自転車の防犯登録は500円かかる。これは法律上定められていることだから、自転車販売店に500円から手数料は渡されない可能性がある。自転車販売店に手数料は渡らないと仮定して考えてみると、つぎのようになる。

500円×950万台=47億5千万円

 自転車の防犯登録のデータベースを構築し、全国どこからでもデータを引き出せるようにしているシステムの維持・管理に47億5千万円もかかるとは思えない。防犯登録の維持・管理を行なう組織を警察とは別のものとして、警察官僚の天下り先として利用しているのであろう。

 3万2千円の自転車を2万8千円に値引きしてもらった際に、防犯登録として別途(べっと)500円がかかりますと言われても、たいていの場合、素直に支払うであろう。

 500円というのは、気楽に支払えるものである。それに300円を加えた800円も、自転車税として徴収することができそうな気がする。自治体にもよるが、排気量50ccの原動機付き自転車の税金が年間1000円である。
 現在、日本国内の自転車保有台数はおよそ7千万台だから、税収はつぎのようになる。

800円×7千万台=560億円

 自転車税の名目は、駐輪場の整備などにする。
 ついでに一般の道路の整備も入れる。
 さらに、貧しい国々に貢献するため、放置自転車や廃車処分にした自転車を整備し、耐久性を重視したタイヤやチューブや虫ゴムを装備して、自転車でさえ高価な国々に無料で配布する。
 無論(むろん)、日本政府の紋章である桐紋(きりもん)ならびに日章旗(にっしょうき)所謂(いわゆる)日の丸のシールも貼っておく。日本語・英語のみならず、数か国語で「日本」と入れておく。そうすれば、日本の評判はさらに上がるだろう。
 タンカーなどの輸送船の空いたスペースを利用することで、輸送費を軽減する。
 交換用の部品などは日本の企業がボランティアの一環として出資して現地に工場を作り、日本人社員が指導し、格安で販売する。そうすれば、雇用を増やすことができ、工場運営の方法も学習できる。

 自転車税が導入された場合、もはや使用していない自転車を廃車処分にするということもあろう。その場合、1台あたりの処理費用として5千円くらいを徴収(ちょうしゅう)する。処理費用を1万円とすると、防犯登録証を剝(は)がして不法投棄する事例が多数発生するだろう。もしかすると、処理費用として徴収するのは3千円くらいがよいかもしれない。

 貧困国への自転車の再生費用は、処理費用を超えるかもしれないが、不足分は560億円の税収から補う。それでも、幾許(いくばく)かの税収が残る。

 自転車税にかぎらず、こうした小さいことを積み重ねていけば、税収を増やせると思うのだが、結局は、天下り先を増やすだけになるかもしれない。

 尤(もっと)も、自転車税そのものは昭和33年(西暦1958年、皇紀2618年)まであったのが廃止されており、税収額のわりには事務手続きが煩雑(はんざつ)だという理由で廃止されたそうだが、今は、コンピュータなどを使えば、手続きは簡素化されるだろう。

2012年11月24日土曜日

全身ユニクロの生徒は児童虐待の疑いがあり、成績の伸びは悪かった。

現時点でも当て嵌(は)まるかどうかは確かめていないが、2年ほど前の時点では、たとえば、中学2年生の生徒で全身がユニクロUNIQLOの場合、成績の伸びが悪く、且(か)つ、母親に幾分(いくぶん)かなりとも、人格障害らしき行動が見られた。

母親もユニクロで固めていれば、衣類にまったく関心がないにすぎないので問題はない。

しかし、母親がきちんとした衣服を身に纏(まと)っているにも拘(かか)わらず、子どもがユニクロだらけの恰好(かっこう)をしている(あるいはさせれれている)場合、児童虐待の疑いが感(かん)ぜられた。

成長期の子どもは衣服がすぐに小さくなるから、お金をかけたくないという考えがある。しかし、その場合、親戚(しんせき)からお下がりを貰(もら)うなり、子どもの同級生で、兄または姉のいる者の親からお下がりを貰うということが可能である。

それがないということは、親戚とのつき合いが悪く、且(か)つ、子どもの同級生の親たちとのつき合いも悪いということであろう。

その結果、子どもの衣類は、とにかく廉(やす)いものを買うこととなり、ユニクロを選ぶようになる。

ところが、2年前の時点で、よくよく情報を集めれば、西友やイトーヨーカ堂やしまむらのほうが、ユニクロよりも低価格高品質のものが得られるのであった。そのようなときに、自分の子どもを全身ユニクロにするのは、母親自身が情報蒐集能力(じょうほうしゅうしゅうのうりょく)に欠けるといえる。

つまり、頭があまりよくはないのである。


そういう親に育てられる子どもは、高い学力を獲得することはできない。

こうしたことが何度かあったので、ユニクロには、あまりよい印象がない。



暇つぶしに読むには、それなりにおもしろいよ。とりわけ、同じ製造小売りであるZARAとの比較がおもしろかったし、柳井正自身、ZARAのことは強く意識しているそうである。ユニクロは、小売店が始めた製造小売りだが、ZARAはデザイナーが始めた製造小売りで、同じ製造小売りであっても対極に位置する。

2012年11月23日金曜日

日本大学藝術学部映画学科の女子学生に憤慨(ふんがい)された。

 私はあまり映像的人間ではない。じっと画面を見つめていると、大脳が空回りするというか、アイドリング状態になるというか、退屈してしまうというか、とにかく、焦(じ)れてしまう。
 だから、DVDを買って、再生しても、大抵(たいてい)は画面を観ていない。音声を聴きながら、進学塾・予備校である当校のための学習用プリントを作成しているだけである。
 100回以上再生したDVDなのに、あるとき、ふっと画面を見て、音声だけでは、どうにも理解できないやりとりの真相を知るということがよくある。

 そんなことを近所に住む日本大学藝術学部映画学科の女子学生に話したところ、こう言われた。

 ということは、私たちが物や人間の配置や、光の当て方や、色彩の使い方を懸命に勉強しているのに、掃除機さんは、それを全部、ラジオ=ドラマ化しているんですか!?

 いやはや、まあ、そういうことになるな。

2012年11月20日火曜日

オーストリア人は、帝国陸軍航空隊三式戦闘機「飛燕」(キ61)よりすごいらしい。

 去る10月14日、レッドブル=ストラトス(Red Bull Stratos)というプロジェクトで、オーストリア人のフェリックス=バウムガルトナーFelix Baumgartnerが39,014m(128,000ft)の成層圏から超音速自由落下supersonic free fallを成功させた。時速1,342.8km(マッハ1.2)を記録した。

 一方、第2次世界大戦中、陸軍航空隊三式戦闘機「飛燕」(キ61)は、あるとき、急降下の際、時速900km(559.2マイル)の速度計を針が振り切り、衝撃音波sonic boomがあったというから、音速を超えても壊れなかったくらいに頑丈(がんじょう)だった。

 70年以上前の設計で、音速でも壊れない戦闘機はすごいと思っていたが、オーストリア人のほうがすごかったわけか。























 この動画はレッドブル=ストラトス=プロジェクトの見所(みどころ)である。



 この動画は世界最短の自由落下the world's shortest free fallということで、フェリックス=バウムガルトナーが余興(よきょう)でやったもの。こういうものも好きだ。



 1960年にジョセフ=キッティンガーJoseoph Kittingerが31,200m(102,800ft)から自由落下する動画が登場する。それにしてもアメリカ合衆国の空軍は、すごいなあ。1960年には、この水準に達していたのか。
 1940年代前半に超音速で急降下しても分解しないということで喜んでいるようでは、敵(かな)わない。



2012年11月19日月曜日

『地雷を踏んだらサヨウナラ』One Step on a Mine, It's All Over

『地雷を踏んだらサヨウナラ』One Step on a Mine, It's All Overは日本大学藝術学部出身のフリーランスの写真家・一ノ瀬泰造の著書の題名であり、彼をモデルにした映画の題名でもある。

著書も映画もじつに楽しめる。具体的にはAmazon.co.jpのカスタマーズ=レヴュー(顧客による感想)を参照してほしい。

ところで、地雷を踏んだら死ぬのかというと、一般的には、そうではない。無論(むろん)、子どもや老人が踏めば死ぬ確率が高いが、大人の男性となると、あまり死なない。

なぜか?

そのほうが効率がよいからである。

殺せば、たったひとりの兵力を削(そ)ぐだけである。ところが、片足がなくなるだけであれば、その兵士を背負って救助する兵士と、さらに地雷を踏んだ兵士の武装や荷物を担(かつ)ぐ兵士との2名の兵員が戦闘に参加できなくなる。つまり、合計で3名の兵士が戦力から消えるわけである。

これは効率を優先する先進国の陸軍的発想である。

大東亜戦争(第2次世界大戦)のときのアメリカ合衆国陸軍が使っていたのはM1ガーランドである。正式名称はU.S Rifle Cal.30.M1であり、M1はModel 1のことだ。これは半自動小銃で、帝国陸軍が使用していた三八式歩兵銃(さんぱちしきほへいじゅう)と較(くら)べると、殺傷力は低かった。

三八式歩兵銃の正式な読み方は、「さんはちしきほへいじゅう」である。英語圏では、Arisaka Type 38などと呼ばれている。ガーランドGarandが開発者の名前であるのと同様に、Arisakaは開発者の名前である。

三八式だと、1発で兵士を斃(たお)せたが、M1ガーランドだと、同じ箇所(かしょ)に命中しても、致命傷(ちめいしょう)にはならなかった。そうなると、撃たれた兵士を仲間の兵士が救出し、もうひとりの兵士がその武装や荷物を担(かつ)がねばならない。兵力は一挙に3人分減るわけである。

死なせずに兵力を削(そ)ぐほうが、戦(いくさ)としては合理的である。

尤(もっと)も、三八式歩兵銃は銃弾が5発しかなく、しかも、ボルトアクション式、つまり、1発撃つ度(たび)に、ボルトつまり遊底(ゆうてい)を操作することで弾薬の排出(はいしゅつ)・装填(そうてん)を行なうものであったから、半自動小銃と張り合うには、1発で相手を斃(たお)すものでなければなかったと考えられなくもない。

なお、泰造がカンボジア人の女性に一緒に写真を撮ろうと誘う場面がある。カンボジアでは結婚する男女でなければ、一緒に写真を撮ったりはしないと女性が断る。ところが、泰造が死んでもおかしくないところに出かけるときに、その女性はこう言う。

「泰造、今でも一緒に写真を撮りたい?(中略)……泰造、生きて帰って来てね」

それにしても、『地雷を踏んだらサヨウナラ』という題名は、商業的にはうまい名づけであり、一ノ瀬泰造を演じた浅野忠信は男前だなあ。

なお、『地雷を踏んだらサヨウナラ』は、YouTubeで動画がすべて視聴できる。setsengというハンドル=ネームの人物がすべてアップロードしている。再生リストでも作成して、自動的に全部を視聴できるようにしようとしてみたが、うまくいかなかった。

つぎのページに飛んで、「後で見る」に入れると連続して視聴できると思う。

地雷を踏んだらサヨウナラ One Step on a Mine, It'll be All Over



2012年11月18日日曜日

ドリフト走行する電動車椅子

 相当に以前のことになるが、うちの近所に電動車椅子(でんどうくるまいす)power wheelchairでドリフト走行する人がいた。ドリフト走行driftingとは、意図的にタイヤを滑(すべ)らせながら、走行することである。
 ワックスがけした床や雨上がりや小雪のあとの路面だけでなく、ごく普通の道路でドリフト走行する。
 英語圏では電動車椅子に速度制限はないようだが、日本では、電動車椅子は歩行者と同じ扱いとするということで、制限速度は法律上、時速8kmとなっている。尤(もっと)も、100mを20秒で走っても時速20kmだし、ウサイン=ボルトUsain Boltで時速44kmを超えているのだから、制限時速8kmというのは、遅い気がする。
 さて、ドリフト走行する電動車椅子は、危険回避のためではなく、普段から猛烈な速度で移動し、コーナーをドリフト走行で曲がる。それも、歩道で。常々、危険な運転だと思っていた。
 私自身は自動車でもオートバイでも、特段(とくだん)の事情がなければ、グリップ走行しかしない。

 ところが、最近、見かけなくなった。
 危険なことをする人だと思っていたが、見かけなくなると、ちょっとさびしい。

2012年11月17日土曜日

沖縄のレイプ事件に関する惠隆之介による情報


 まずは、YouTube(ユーチューブ)の動画を貼りつけよう。もともとはniconico douga(ニコニコ動画)にアップロードされていたものであり、ニコニコ動画にもアップロードされている。



 惠隆ノ介によればつぎのとおりである。

 先日のレイプ被害者は、もともとは日本人ではない。
 また、夜の仕事をしている女性で、男性の相手をしている。
 訴訟すると、正体がばれるので、訴訟には到(いた)らないという。

 そういえば、何度もレイプ事件が報じられる割には、訴訟に到らないのばかりで、公的な記録に残っているアメリカ兵によるレイプは、本土復帰以前のアメリカ合衆国統治時代も含めて、私が知るかぎりでは2件しかない。
 惠隆ノ介の言っていることは情報源が提示されていないから、全面的に鵜呑(うの)みにするわけにはいかないところがないことはないけれども、辻褄(つじつま)は合う。一方、こうしたことに対する左翼側の反論がYouTubeなどにアップロードされないのは、どうしてなんだろうか?

2012年11月16日金曜日

新製品のチーズ=ナゲットのせいでファミリー=マートが臭(くさ)いと話題になっていたので……

 昨日、すなわち11月15日、コンビニエンス=ストアのファミリー=マートが、新製品のチーズ=ナゲットのせいで異臭が漂っていると話題になっていた。
 私自身も、一昨日(いっさくじつ)の11月14日の深夜近くに足を運んだところ、みょうな臭(にお)いがして、いささか閉口したのを憶(おぼ)えている。

 Yahoo! Japanのリアルタイム検索で「ファミマ」のほかに、衆議院解散も話題になっていることから「解散」もリアルタイム検索にかけてみた。
 ファミマが臭いのほうが多かった上、衆議院解散に言及している人には、政治家やジャーナリスト・政治評論家が多かったので、衆議院解散よりもファミマ騒動に一般大衆の関心は大いに向けられているということになる。

 一瞬、わが国の国民は、こんなことでいいのだろうかと心配になったが、すぐに、大笑いしてしまった。

2012年11月15日木曜日

昨日の昼に、母親と保育園くらいの女の子がミッキー=マウスのテーマを楽しそうに歌いながら歩いていた。


 昨日、年若き母親と保育園児くらいの女の子が、ミッキー=マウスのテーマを唄(うた)いながら、歩いていた。ほほえましいくらいに楽しそうだった。

 ♪にゃにゃにゃん
 ♪にゃにゃにゃん
 ♪にゃにゃにゃにゃにゃん

 鼠(ねずみ)の歌を猫(ねこ)の鳴き声で唄っていた。
 本当に楽しそうに唄っていた。
 あまりにも楽しそうだったので、それは変だろうとは言えなかったが、やっぱり、鼠のキャラクターの歌を猫の鳴き声で唄っているというのは、複雑なものである。






 

2012年11月14日水曜日

溝端淳平のファンが当校にいたので、淳平のおじと同級生だったということを話した。

溝端淳平は第19回ジュノン=スーパー=ボーイ=コンテストでグランプリならびにボルテージ賞を受賞して、芸能界に進出した俳優である。

その溝端淳平のおじ(伯父、つまり淳平の父親の兄なのか、叔父、つまり淳平の父親の弟なのかは不明だが、名前から考えると、たぶん、伯父だろう)と高等学校の同級生だったので、卒業アルバムに載っている溝端淳平のおじの写真を見せてやった。

とりわけ鼻筋がそっくりだという。そりゃまあ、淳平の親戚(しんせき)だからな。

溝端淳平の伯父(または叔父)は、和歌山県立橋本高等学校時代、野球部の主将だった。生徒総会で、ほかの運動部よりも破格の予算を受け取っている野球部が、予算の申請書の内容と、実際の使途(しと)がまったく違うということを指摘して、その理由を糾(ただ)した。

すると、野球部主将である溝端くんは、野球に力を入れている私立高校の予算と較べると、情けなくなるくらいに少ない予算であるとか(じゃあ、野球に熱心な私立高校に行けばよかったのにと思うが、そういうところに特待生として進学できるレベルではなかったようだ)、こんなにもボロくなったボールも使って練習していますとか(それはほかの運動部も同じだったのだが)、質問とは関係のないことを延々(えんえん)と述べてごまかすということをした。性格・人柄は悪くはないのだけれども、致命的に頭が悪かった。

ところが、生徒総会直後から、それまでは普通に世間話をしていた女子生徒で、野球部の熱心なファンの女の子たちが、一切口をきいてくれなくなった。

「義(ぎ)」はこちらにあるはずなのに、そういう目に遭(あ)った。

嫌な思い出だ。

さて、溝端淳平の出身地は和歌山県橋本市恋野というところであると言ったところ、淳平のファンは、「恋野って、『恋の野原』ということですよね。カッコいい人は、出身地の地名もカッコいいんですね」という。

恋野出身で、カッコよくない人や不細工(ぶさいく)な人を私はいくらでも知っていると述べたが、効果はなかった。

「でも、淳平くんはすごくカッコいいです」

そりゃあ、そうだけどさ。



2012年11月13日火曜日

手作りのオノト型万年筆の思い出


 随分(ずいぶん)以前に、手作りのオノト型万年筆を買ったことがある。
 オノトOnotoとは、英国の万年筆メーカーであったトーマス=デ=ラ=ルーThomas De La Rue & Companyの商標である(現在の社名はDe La Rue Company Limitedで、万年筆は製造していない)。Onotoという商標は、世界のほぼどこでも同じ発音になるようにと考案したものだとされる。
 その昔、明治通りと早稲田通りの交差する一角に、ちんまりとした手作り万年筆屋があった。店主は老人で、店内でエボナイトの軸を削(けず)りだしたり、漆(うるし)を塗(ぬ)ったりして、万年筆を拵(こしら)えていた。勿論(もちろん)、大手の万年筆製造会社の品揃(しなぞろ)えもある。
 万年筆に強い興味を抱くようになると、曾(かつ)て人気を博(はく)したオノト型の万年筆も手に入れたいと思うようになるものであろう。
 件(くだん)の万年筆屋に足を運んだ。
 店主の手作りのオノト型万年筆が1万円だった。試し書きの文字を見てから、ペン先も調整してもらえる。
 万が一、インク漏れなどが生じた場合の無料保証期間はどのくらいなのかと、けちくさいことを訊(き)いてみた。

「私が死ぬまでが、無料保証期間です。不具合があれば、いつでも無料で直します」

 これぞ、まさに職人気質(しょくにんかたぎ)というものだと感心しながら、即座(そくざ)に購入した。

 店主は、2か月後に急死した。

オノト型万年筆というと、この写真のような意匠(いしょう)のものを指す。そのときに買った万年筆は、以前、生徒にやって、手許(てもと)にないので、「笑暮屋(えぼや)」のウェブサイトから写真を借りた。「笑暮屋」では万年筆のカスタムオーダーを請け負っている。リンクも貼っておこう。笑暮屋

2012年11月12日月曜日

ヨーロッパ製の台所用品などは本国では製造していないことが多く、検品だけして出荷しているにすぎないと近所の高級台所用品店の店主から聞いた。


 基本的に日本製のものを買っている。ただし、運動靴だけは例外で、アメリカ合衆国製のニュー=バランスNew Balanceしか買わないんだけど。
 先日、近所の高級台所用品店で買い物をしたときに、これはどの国の製品かを確かめていた。基本的に日本製しか買わない言ったところ、店主によれば、それはいい心がけである、日本製とアメリカ合衆国製は、法律によって、国内で実際に製造していないと日本製・アメリカ合衆国製とは表記できないが、ヨーロッパ諸国では、日本ほども法律が厳(きび)しくないので、発展途上国で製造させて、検品だけを本国で行なって、梱包(こんぽう)しているだけである場合が多いそうである。

 店主がその一例として挙(あ)げていたのが、世界三大陶磁器製造会社であるドイツのビレロイ&ボッホVilleroy & Bochであった。
 話の本筋から逸(そ)れるが、ドイツ語だったら「フィレロイ=ウント=ボッホ」となるはずだが、どうして「ビレロイ&ボッホ」と日本語で表記されるのか、不明である。もともとはフランスのロレーヌ地方で企業したからだとしても、フランス語読みなら、「ヴィレロワ=エ=ボック」となる。
 ビレロイ&ボッホは、日本で第2位の陶磁器メーカーである鳴海製陶(なるみせいとう)のインドネシア工場で委託生産したものをドイツに運び込み、ドイツ人が検品して梱包(こんぽう)して出荷しているそうである。

 だが、あとで私は思った。

1)ドイツ人やほかのヨーロッパ人がデザインする。
2)インドネシアの工場で、インドネシア人が製造する。
3)その生産管理・品質管理を日本人が行なう。
3)最終的にはドイツ人が検品して、出荷する。

 ある意味では、最強の組み合わせのひとつになっていないか?

 ビレロイ&ボッホの製品を買ってみたくなった。もちろん、鳴海製陶のインドネシア工場製のものをね。ただし、問題点は、どの製品が鳴海製陶のインドネシア工場製なのかがわからない点である。



2012年11月11日日曜日

うちの近所のコンビニエンス=ストアに長友佑都の同級生だった店員がいた。

うちの近所のコンビニエンス=ストアにインテル=ミラノFootball Club Internazionale Milanoの長友佑都(ながともゆうと)の高校時代に同級生だったという店員がいた。

その店員は東福岡高等学校で、長友佑都と同級生だったという。彼は野球部で、長友佑都はサッカー部だったので、同じクラスになったことはなかったそうである。

その店員は、高校時代の戦績が、長友佑都にしても、自分にしても、それほど目立ったものではなかったという点で共通しているのに、今では(2015年からというのが正確か)、長友佑都は年俸(ねんぽう)が80万ユーロ€800,000(2012年9月の時点で8,000万円くらい)で、再契約の年俸が140万ユーロ€1400,000(1億5千万円くらい)で、一方、その店員本人は深夜の勤務で時給1,050円という。なお、サッカー選手の年俸(ねんぽう)は、税抜きの金額を発表する。日本の野球選手の年俸は、税込みで発表する。だから1億5千万円をイタリアの税率43%を引いた0.57で割ると、2億6千万円以上になる。

「ああ、どうして、こんなにも違っちゃったんだろうな」と彼は言った。

その後、私は考えてみた。

まず、素質が違う。母方の祖父ならびに大叔父は競輪選手である。父方の祖父は明治大学出身のラグビー選手である。

つぎに、長友佑都は運にも恵まれている。

U-22代表に選ばれたきっかけは、明治大学のサッカー部の神川明彦(かみかわあきひこ)監督が、明治大学の1年後輩で、U-22のコーチである江尻篤彦(えじりあつひこ)に、騙(だま)されたと思って見て欲しい選手がいると電話をかけたことである。神川明彦監督は、「(大学の後輩の)江尻がコーチでなければ電話はできなかった。直接話せる人がそういう立場にいることはなかなかないし、運命だった」と語っているそうである。

また、長友佑都がインテル=ミラノにレンタル移籍した際の監督はレオナルドである。レオナルドは以前、鹿島アントラーズに在籍していた。日本代表監督のアルベルト=ザッケローニに電話で会話を交わし、長友佑都のレンタルを決めたそうである。

3つ目は、本人の努力と人柄(ひとがら)のよさであろう。

違いが生じるのは、それ相応のものがあるのだろう。

2012年11月10日土曜日

インドネシアの青年にJKT48の動画を見せてあげたところ、……

インドネシアIndonesiaの青年が近所の工務店に勤めている。そのインドネシア青年と話をしたときに、JKT48のことを話したが、知らないという。

JKT48とはインドネシアのジャカルタJakartaで結成されたアイドル=グループである。Jakartaのr以外の子音からJKTとし、アイドルとしての売り出し方は、AKB48のフォーマットに基づくものだそうで、48をつけて、JKT48としたものである。

当校の生徒が帰った後で、YouTubeにアップロードされているJKT48の動画を、インドネシア青年に見せたところ、インドネシアにこんなにも綺麗(きれい)な女の子がいるとは……と驚いていた。

この話を当校の生徒たちに話したところ、こんなことを言った生徒がいた。

 AKB48は、不細工(ぶさいく)で未完成な人たちを集めて、整形手術も含めて、その成長を楽しむというものである。ところが、それなりの収益(しゅうえき)を出すまでに時間がかかりすぎて、途中で追加投資を依頼しなければならなくなり、挙(あ)げ句(く)の果(は)ては、投資者のマンションの合鍵(あいかぎ)をAKB48のメンバーに渡(わた)すなどというようなことをして、週刊誌で報道されたりもした。
 こうしたことを反省して、先ほどのインドネシア青年の発言が正しければ、最初から美少女を集めて、少なくとも外見は完成されたもの、つまり、インドネシアの人の感覚で、ものすごい美少女だらけにして、売り出したのではないか?

そう言われると、そんな気もしなくもないなあ。

また、クール=ジャパンCool Japanの一環(いっかん)として、JKT48は結成されている。テレビでの露出(ろしゅつ)を増やすために、日本企業のテレビ広告にJKT48を起用している。私の知るかぎりでは、ポカリ=スエット・ヤマハモーターズ=インドネシア・Biore(ビオレ)・シャープ=アクオスSHARP AQUOSなどがある。
なかでも、ポカリ=スエットは、ミネラル=ウォーターを飲むよりも健康によいと訴えたこともあり、この夏、インドネシアで売れに売れたそうである。

こうしたやり方、つまり、日本の芸能人を強引に売り込むのではなく、アイドルの売り出し方の方法論だけを売り、成員(せいいん)はその国の人々で揃(そろ)えるというのは、じつに日本らしいやり方だし、また、AKB48での失敗を改善して、おそらくはとびきりの美少女を集め、さらには、短期間で知名度を上げるために、日本企業によるインドネシアでのテレビ広告に出演させている。

以上のことを考えた者(たぶん、若手官僚)はじつに賢(かしこ)い。

ところで、タータンチェックを基本とした衣装(いしょう)は、くだんのインドネシア人によると、頗(すこぶ)る新鮮に感じるそうである。




2012年11月9日金曜日

日本の女優などは、整形した直後に髪型を変えるとうちの女子生徒が指摘していた。


 うちの女子生徒から聞いた話なんだが、日本の(ここでの「日本の」は日本人には限らなく、在日外国人も含む)女優やアイドルは整形手術をすると、髪型を大きく変えるそうである。髪型を変えることによって、一般大衆の目を髪に向けさせ、たとえば目元を整形したということに気づきにくくするのだという。

 説得力のある話である。

 ところが、私自身、アイドルや女優を入念(にゅうねん)に眺(なが)めたことがないので、真偽(しんぎ)は不明である。

 そういえば、元AKB48の前田敦子は、最近、矢鱈(やたら)と髪型を変えているらしい。

2012年11月8日木曜日

当校の外で煙草を喫っていたら、鼬(いたち)が道路を横切った。


 日没後に当校の外で煙草(たばこ)を喫(す)っていたら、鼬(いたち)が道路を横切った。

 東京都練馬区では、狸(たぬき)は、それほど珍しくない。意外とよく見かけるのである。

 当校の周辺には、東京都下としては比較的広大な庭を備えた自宅が多く、樹木(じゅもく)が鬱蒼(うっそう)と繁(しげ)っていたりする。そうした庭を根城(ねじろ)にしている狸がいるのは想像に難(かた)くない。

 私は和歌山県の山奥出身で、小学生のときには通学路で狸や狐(きつね)をに見かけている。猫を鼬(いたち)と間違えたりはしない。

 鼬(いたち)を見かけたのは初めてのことだったので、ちょっと驚いた。


 

2012年11月7日水曜日

『飛燕戦闘機隊――帝都防空の華、飛行第244戦隊写真史』を買って喜んでいたら、水を差された。


『飛燕戦闘機隊――帝都防空の華、飛行第244戦隊写真史』という大型本を買った。大抵(たいてい)の書物は古本で済ませるが、こうした本はもっと出版されるとうれしいという場合には、多少無理をしてでも新本を購入することにしている。

Amazon.co.jpから当校に届いてからすぐにページを捲(めく)りながら、どうだ、これは凄(すご)いだろう、この機体の彩色が唐草(からくさ)を思わせて、すぐれて日本的だろう、おっ、慰問(いもん)に訪れた女優の田中絹代(たなかきぬよ)が写っている集合写真もあるぞ、この本の写真は、解説を担当した櫻井隆(さくらいたかし)によれば、たぶん、ドイツ製の写真機ライカによるものらしい、ライカで撮った写真で大日本帝国陸軍三式戦闘機(キ61)愛称「飛燕(ひえん)」が見られるのはじつに幸福なことである、などと言っていた。

ところが、最近の小学生から高校生までが、田中絹代を知らないという。溝口健二や小津安二郎(おづやすじろう)の映画に出演している女優だというと、たいへんな女優であるらしいと思ったようだ。かてて加えて、『伊豆の踊子(いずのおどりこ)』は6回映画化されたが、その初代主演女優は田中絹代であり、2代目が美空(みそら)ひばりで、4代目が吉永小百合(よしながさゆり)で、6代目が山口百恵(やまぐちももえ)だったと指摘すると、びっくりしていた。

田中絹代はともかく、『飛燕戦闘機隊――帝都防空の華、飛行第244戦隊写真史』は、三式戦闘機「飛燕」の愛好者ならば、絶対的に購入すべき逸品(いっぴん)である。

Amazon.co.jpのカスタマーレビュー(顧客(こきゃく)による感想)でも、7人のレビューアー(感想を述べた人)のうち、ひとりが☆4つをつけているにすぎず、6人が☆5つをつけている。



というわけで、私自身は絶讃(ぜっさん)していたのだが、うちの女子高生がこんな意味のことを言った。

ドイツ製のカメラで撮った写真だとよろこんでいるが、アメリカ合衆国は1942年にカラー=フィルムで記録映画(ドキュメンタリー)『ミッドウェー海戦』The Battle of Midwayを残していて、アカデミー賞を受賞しているそうじゃありませんか? その時点で、国力の差がはっきりと出ていませんか?

うーん、そりゃそうだけどねえ。

なんだか、気持ちが凹(へこ)んでしまった。

以下はアカデミー賞ドキュメンタリー映画部門受賞作である。



2012年11月6日火曜日

黒澤明監督の『七人の侍』の時代考証のおかしな点


 黒澤明監督の『七人(しちにん)の侍(さむらい)』は相当に入念に脚本が練(ね)り上げられている。

 ところが、時代考証(じだいこうしょう)で一箇所(いっかしょ)、間違っている。

 当時は、兵農分離(へいのうぶんり)が進んでいなかったのである。

 三船敏郎(みふねとしろう)演ずる菊千代(きくちよ)は百姓の出(で)である。大太刀(おおだち)を肩に担(かつ)いで浪人のようにふるまっているが、志村喬(しむらたかし)演ずる島田勘兵衛(しまだかんべえ)に、即座(そくざ)に侍ではないと見抜(みぬ)かれる。
 のちに、侍だと思われたいがために、他所(よそ)の家系図を盗み出し、勘兵衛に自慢して見せるが、菊千代は漢字が読めなかった。

「うーむ、この菊千代というのがお前か」
「左様(さよう)で御座(ござ)る」
「天正(てんしょう)2年甲戌(きのえねいぬ)2月17日生まれ。あはっはっはっは、お主(ぬし)、13歳には見えんが。よく聴け。この菊千代と申す者がお主に間違いなければ、お主は当年とって13歳。……この系図、どこで盗んだ?」

 天正2年は1574年である。当年とって13歳とは、数え年で13歳ということであって、満年齢ではない。1574年2月17日に生まれた時点で1歳である。そこに12年を足すと、1586年となる。
 したがって、『七人の侍』は1586年の話となる。

 ところが、豊臣秀吉(とよとみひでよし)が刀狩令(かたながりれい)を発布(はっぷ)し、兵農分離を推し進めたのは、1588年(天正16年)である。
 刀狩令以前では、百姓も自(みずか)らの身を守るために武装していた。だから、侍と百姓の身分が明確に分離していたわけではなかった。
 武田信玄と上杉謙信が川中島で何度も合戦をしていたが、春先になると、田植えがあるので、休戦協定を結んで、地元に戻って、田植えに精(せい)を出していた。初期の頃は、合戦に参加する者は、謂(い)わば兼業農家であったのである。

 

2012年11月5日月曜日

サントリーの品薄商法は、自社の株価を下げてしまわないのかと疑問に思っていたが、解決した。


 品薄商法とは、売れすぎたため、一時的に生産を停止するなどと偽(いつわ)りの宣言することによって、消費者の購買意欲を煽(あお)る手法である。
 サントリー酒類株式会社は、この品薄商法を頻繁(ひんぱん)に繰り返していると一部から批判されている。

 つい最近では、オランジーナが品薄になっていると公表されたが、当校の真横にある自動販売機では、いつまでも売り切れになることはなかった。本当に品薄であれば、自社系列の自動販売機(直接の取り扱いはジャパンビバレッジ)を優先しないで、取引量の多い小売店に優先的に品物を回すほうがよいだろう。しかも、その自動販売機は、通常120円のところ、100円で販売している。
 また、現時点では、Amazon.co.jpでは、280ml入り24本2898円のところ、2060円で売っている。1本あたり86円である。

 本当に品薄だったのだろうかと疑念(ぎねん)を抱いてしまう。実際に品薄であったとしても、騙(だま)し騙(だま)し、生産ラインを調整して、増産すればよいだけの話であって、態々(わざわざ)公表するには及ばない。

 とあるウェブ=サイトでサントリーの品薄商法を纏(まと)めていた。それによれば、つぎのとおりである。

2010年8月 ビール風味飲料オールフリー品薄で販売を一時休止
2010年7月 ウイスキー角瓶が品薄で出荷制限
2010年1月 麦酒プレミアム=モルツ売れすぎて品薄
2005年7月 炭酸飲料バブルマン=ソーダジェットが生産追いつかず一時出荷休止
2004年3月 お茶伊右衛門500mlペット=ボトル、売れすぎて一時販売休止
2002年11月 清涼飲料水ゴクリ=グレープフルーツ、商品が売れすぎて来年春まで製造中止

 これほどまでに品薄状態に何度も陥(おちい)ったというのが本当であれば、市場や消費者動向の分析(ぶんせき)ができず、売り上げの予測ができない頗(すこぶ)るつきの頭の悪い連中が経営陣に揃(そろ)っていることになり、そうとなれば、株価は急落してもおかしくはない。
 品薄商法を批判するよりも、私はそっちのほうが心配だったのだが、解決した。
 サントリーは、そもそも、株を上場していなかった。

 そういえば、今夏、赤城乳業株式会社も、ガリガリ君の一種が品薄になったと公表していたが、この会社も、株を上場していないようだ。

 ということで、株を上場している会社が品薄宣言を出したら信用してよいということがわかった。


 

2012年11月4日日曜日

8月のことだが、インドネシアの「独立の日」Hari Merdekaをかけてみたら、日本の独立の歌が聴きたいと小学生たちに言われ……


 8月17日はインドネシア独立記念日である。日本が8月10日に停戦条約を結ぶ旨(むね)を発信し(無条件降伏は、正確にいうと間違い)、8月12日に連合国の回答がラジオ放送によって齎(もたら)され、8月15日に終戦の詔勅が放送された。それから、9月の始めくらいまでに、日本軍は武装放棄しているわ、欧米諸国は日本軍に蹴散(けち)らされて不在であるわ、という状況下で、いわばどさくさ紛(まぎ)れで、東南アジア諸国は独立宣言を行(おこ)なった。だから、この時期に独立記念日が集中している。
 インドネシアの場合でも、スカルノの私邸にて高々(たかだか)1000人の人間が立ち会って、独立を宣言したにすぎない。実際に独立するのは、1945年から1949年12月に亙(わた)る、オランダ軍を相手に80万人が戦死したインドネシア独立戦争を経(へ)てのものである。
 とはいえ、彼らは8月17日を「独立の日」としている。そして、8月17日には「独立の日」Hari Merdekaを唄(うた)う。
 今年の8月下旬にインドネシアの「独立の日」Hari MerdekaをYouTubeで再生して、流してみた。



 すると、当校の小学生たちから、日本の独立の歌はないのかと訊(き)かれた。
 植民地になっていないのだから、独立の日はなく、したがって、そんな歌はないと答えてから、それに対応(たいおう)するものとしては、建国記念の歌である「紀元節(きげんせつ)」というものがあると教えてから、それをYouTubeで再生してみせた。



 がっかりしていた。辛気臭(しんきくさ)いと感じたようである。

 「君が代」にしても、この「紀元節」にしても、厳(おごそ)かなる儀式で用いるものは、威厳(いげん)を保ちつつも、明るく軽やかというわけではなく、いくぶん、地味なものとなっている。
 一方、精神を高揚(こうよう)する場合には、軍歌などを用いる。
 このように、わが国では、場合分けしている。
 ところが、場合分けしていた一方が、軍国主義的あるということで禁止されたとまではいえないにしても、気楽に唄(うた)えない状況になった。すると、「君が代」に代表されるように、厳(おごそ)かといえば厳(おごそ)かだが、決して明るくはない歌ばかりになった。

 インドネシアのアイドルJKT48によるものとロック=バージョンの「独立の日」(Hari Merdeka)を掲載(けいさい)しておこう。




 アイドルからロックまであるのは、ちょっと羨(うらや)ましい。まあ、「君が代」にもロック=バージョンはあるけど。

 因(ちな)みに、私は反日教育が凄(すさ)まじい和歌山県で育ったので、「君が代」の歌詞は知っていても、ちゃんと唄えない。

2012年11月3日土曜日

同じものをモデルにしたのに、まったく違う方向に進化した例。


黒澤明監督の『七人の侍』が好きだ。そこで登場する久蔵(きゅうぞう)は恰好(かっこ)いい。「自分を叩(たた)き上げる、それだけに凝(こ)り固まった奴」と評されはするものの、その姿勢には憧(あこが)れる。


上の写真は、初登場時の決闘の場面である。これは柳生三厳(やぎゅうみつよし)(通称=十兵衛(じゅうべえ))のエピソードの基(もと)づいている。久蔵のモデルには、柳生三厳のほかにも宮本武蔵(みやもとむさし)も挙(あ)げられるが、初登場時の場面からすると、柳生十兵衞(やぎゅうじゅうべえ)が主たるモデルといえよう。

千葉真一演ずる柳生十兵衛である。

























『七人の侍』の久蔵をモデルにしたのが、『荒野の七人』The Magnificent Sevenに登場するブリットBrittである。ジェームズ=コバーンJames  Coburnが演じている。すぐれたナイフ遣(つか)いでもありながら、射撃(しゃげき)の腕(うで)も一流である。

 



ブリットが出てくるのは、1分44秒あたりからと、2分02秒あたりと、4分41秒あたりからである。ほかにも瞬間的に映る場面はある。

2分02秒あたりからでは、逃げる盗賊(とうぞく)を遠距離(えんきょり)から銃(じゅう)で的中(てきちゅう)させる。傍(かたわ)らにいたチコというメキシコ人の少年が「ぼくがこれまでに見た最高にすごい射撃(しゃげき)だ」(That was the greatest shot I've ever seen.)というのだが、ブリットは「最悪だ。俺は馬を狙(ねら)ったんだ」(The worst.  I aimed at the horse.)と応(こた)える。恰好(かっこ)いいよね。


そして、このジェームズ=コバーンをモデルにして造形したキャラクターが、『ルパン三世』に登場する次元大介(じげんだいすけ)である。グーグルGoogleで画像検索(がぞうけんさく)した中で、いちばん恰好(かっこ)いいのを選んだ。

 柳生 "十兵衛" 三厳
→久蔵(『七人の侍』宮口精二)
→ブリット(Britt『荒野の七人』ジェームズ=コバーンJames Coburn)
→次元大介(『ルバン三世』)

その一方で、柳生十兵衞をモデルしたキャラクターには、つぎの流れがある。

まず、『ハレンチ学園』である。これには柳生みつ子(通称=十兵衛(じゅうべえ))が登場する。柳生十兵衛の末裔(まつえい)という設定である。柳生十兵衛の本名が柳生三厳(やぎゅうみつよし)である。「やぎゅうみつよし」の「よし」が「こ」に変わって「やぎゅうみつこ」となり、どちらも通称名が「十兵衛」である。















意図的にとりわけひどいものを選んでみた。これが、発展したらしきものが、つぎのものである。キャラクターの名前はそのものずばり「柳生十兵衞」である。ゲームか何かの登場人物らしい。
















同じ柳生十兵衞をモデルにしながら、一方では次元大介になり、他方では、女体化(にょたいか)が進んだらしい。

さらには、柳生十兵衛茜というのも登場している。
















一体、日本はどこへゆくのか?

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2012年11月2日金曜日

高価な黒胡椒(くろこしょう)を買ってしまった。


 黒胡椒(くろこしょう)は、原形(ホールwhole)のものを買って、使用する度(たび)にミルで挽(ひ)いている。
 エスカマーレ(Escamare)江古田店でこうしたものの買い物をしている。エスカマーレは、高品質食材で有名な店で、商圏が30kmを超えるくらいの店である。遠隔地(えんかくち)から顧客(こきゃく)が集まるのである。
 さて、普段(ふだん)はエスカマーレでFAUCHON(フォション)の黒胡椒を買っている。FAUCHONはエスビー食品が扱っている。19gで175円(税別)であり、1g当たり9.2円(税別)である。これでさえ、相当な高級品である。1g当たり1円くらいの黒胡椒は普通にあるからだ。















 いつもいつも同じものだと飽きるので、先日、FAUCHONの隣の棚にある黒胡椒(原形)を買ってみた。どんな商品なのかも、値段も確かめずに買った。
 9.5gで357円だった。有機栽培による[=オーガニック]黒胡椒ということで高価になっている。


 










  日本では、そして、おそらく、日本だけでは、「香辛料の取り引きでは、同重量の銀を等価であったことがある」ということを習う。ちゃんとした文献では、香辛料と銀が等価であったということは書かれなくなっているのにもかかわらず、今でも、高校の世界史の一部の教師は、香辛料と銀が等価であったということを指摘している。学術的には、全面的に間違いだとはいえないにしても、厳密にいうと、精密というわけではない。ある国では、その国の銀の価格が偶々(たまたま)、香辛料の価格と同じであったにすぎない。当時のその国の物価水準なども考慮(こうりょ)に入れないければ、「香辛料の価格=銀の価格」とはいえない。
 すくなくとも、私が調べた範囲では、香辛料の価格=銀の価格という記述があるのは、日本しかない。
 それはともかくとして、なんとなく、9.5gしかなくて357円というのは、銀の価格に近いのではないかと思って、調べてみた。

 最近の銀の価格は、1g当たり90円から95円辺(あた)りで推移(すいい)している。
 9.5gで357円の場合、1gあたり37.6円となる。銀の価格の半分に足りないな。ちょっと残念だ。とはいえ、いろいろと調べてみたところ、どんな先進国であっても、黒胡椒の原形だと、この価格を超えるものはないようだ。

 個人的には、たとえば、「銀の有機栽培黒胡椒(原形)」というくらいの名前で、同量の銀と同じ価格ものを販売してくれれば、話のネタとして1回くらいは買っちゃうんだけどねえ。その場合には、高校の世界史の教師も話のネタとして買うだろうな。「これが銀と同じ値段の香辛料だ」という具合(ぐあい)だ。4.5gで450円なら、購入する人がいるだろう。

 なお、私が先日、買ったのは、朝岡スパイス株式会社の商品で、そこの有機栽培の商品で、1g当た90円を超える商品がいくつかある。銀の価格と等価の香辛料というのは、現在でも、それほど異常ではない気がする。

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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