2010年12月25日土曜日

ティファニーTiffany & Co.の広告を新聞で目にするようになるとクリスマスが近いなあと思う。

 クリスマスが近づくと、あるいは12月に入ると、ティファニーTiffany & Co.の広告が連日のように朝日新聞の夕刊の1面の左下のほうに掲載される。ティファニーの広告が新聞で目につくと、クリスマスが近いと感じる。
 ティファニー以外では、デビアスDe Beers、ブシュロンBoucheron、エルメスHermèsの広告もちょろっと目にした。ほかにも広告があったかもしれないが、気がつかなかった。
 12月に広告を出すということは、広告を見て買ってしまう人がいるということなんだろうけど、それって本当に欲しいと思ったものなのかね。

2010年12月19日日曜日

三峡ダムは中華人民共和国内にある核兵器以上の自爆装置ようなものであるはずだが

 長江中流域の重慶直轄市から湖北省宜昌市の一帯にある三峡ダムは、世界最大の水力発電ダムである。
 三峡ダムの総貯水容量は39,300,000,000である。一方、黒部ダムの総貯水容量は199,285,000m³であり、日本最大のダムである徳山ダムの場合、660,000,000m³である。
 三峡ダムは、総貯水容量の点で、黒部ダムの197倍、徳山ダムの60倍である。
 これほどの規模の三峡ダムが決壊すればどうなるか?
 400億トンの水流・土石流が、下流域を襲う。

 過去につぎのような事例があった。「板橋(ばんぎょう)ダム決壊事件」だ。中国では、「河南“75·8”溃坝事件」(繁体字だと「河南"75・8"潰壩事件」)と呼んでいる。
 1975年8月3日に上陸した台風3号(Super Typhoon Nina、颱風尼娜)が8月5日から8日にかけて1,631mmの降水量を記録した。8月8日に板橋ダムのほかに大型ダム石漫灘ダムの2基が、ついで、中型のダム2基と小型ダム58基がつぎつぎに決壊した。
 直接の溺死者が26,000人、洪水後の疫病の蔓延、餓死などで、数十万人以上の死者を出したとされる。

 総貯水容量で三峡ダムの1,000分の17にすぎない板橋ダムで、以上の被害である。三峡ダムが決壊した場合の被害はどの程度になるのだろうか? 被害を1,000分の17で割って算出する程度では済まないだろう。
 また、軍事面での懸念もある。巡航ミサイルをつぎつぎに撃ち込まれれば、三峡ダムは決壊し、下流域が土石流によって壊滅状態になってしまう。武漢・南京・上海が消滅してしまう。
 この点から、台湾は、「中国が台湾を攻撃したら、三峡ダムをミサイル攻撃しろと、アメリカが指示している」という情報をウェブ上に流しているそうだ。
 ところで、台湾が実際に三峡ダムを攻撃して、大規模洪水・土石流を引き起こした場合、日本の南西諸島や北九州西岸が津波に襲われる。
 対岸の火事にならないな。

2010年12月18日土曜日

最近の当校の事例(城北中学校1年生)

 1学期期末試験の英語で32点をとり、夏休みから当校に入学し、当校のプリントを使ってNew Crownの教科書を淡々と訳し、空所補充プリントや語順整序プリントをこなした。

 現時点で、中学3年間の教科書のすべてのレッスンを終えている(中学3年生の教科書のLET'S READだけは未済)。

 多少いい加減であっても、中学3年生レベルをおさえていると、中学1年生や中学2年生で習うことは簡単になってしまう。

 2学期の定期試験で91点をとった。59点アップだ。

 もともと地頭がよい生徒が当校のプリントを使って学習すれば、このくらいの得点上昇は、別段、異常値ではないんだけれども、驚く人が少なくはない。

 当該の生徒は、32点から91点になったことで「よく頑張ったね」と母親に言われ、それほど頑張ったわけではないのに、そんなふうに言われ、なんだか親を騙(だま)しているような気になってしまったそうだ。

2010年12月17日金曜日

ユニクロは型紙がおかしい

 ユニクロの製品が気になっていたが、どうしても購入する気になれなかった。知り合いが試しに1枚買ったが、着てみると奇妙な違和感を覚え、1回着たきり、箪笥(たんす)の肥やしにしていたので、貰(もら)い受けた。
 確かに奇妙な違和感があった。型紙が致命的なまでに変なのだ。ここまで変だと、服と名乗ってよいものかどうかさえ、躊躇(ためら)われる。そんなレベルだ。
 うちの生徒たちに訊いてみたところ、かなりの家庭では試しに1着買ったものも、それきりだそうだ。
 正常な感覚の持ち主なら、2度とは買いそうにない代物(しろもの)だからな。
 ユニクロのシャツを着たら、肩凝(かたこ)りになったという例もあるくらいだ。
 安上がりにするために、縫製の作業工数を可能な限り減らし、かつ、使用する布地を極限まで少なくすると、あんなものができあがるのだろう。
 そういえば、ユニクロのヒット商品って、フリースとヒートテックだけだが、どちらも型紙がおかしくても、なんとかなりそうなものだ。
 あまり服については詳しくないのだけれど、ラルフ=ローレンRalph Laurenやバリー=ブリッケンBarry Brickenくらいのものでさえ、日本向け商品は日本人の体型に合わせた型紙を使用している。合衆国内向けとは違う型紙なのだ。
 日本のメーカーの癖に、日本人の体型に合わせた服が作れないというのは、異常としか思えない。
 エコノミストなどの文章で、ユニクロを低価格・高品質を実現した企業として褒(ほ)めているのを見ると、こいつの言うことは一生信じてやらないと決意してしまう。
 最近、MADE FOR ALL(万人のために作られた)というフレーズをユニクロは用いるようになったが、結局は誰のためにも作ってはいない。
 いったい、どういう社会階層の人々がユニクロを買っているのか、不思議なんだが、不意にジョン=スチュワート=ミルJohn Stewart Millのつぎのことばを思い出した。

... it is better to be a human being dissatisfied than a pig satisfied; better to be Socrates dissatisfied than a fool satisfied.
……満足する豚よりも不満足な人間であるほうがよい。満足する愚者よりも不満足なソクラテスであるほうがよい。

2010年12月16日木曜日

最近の当校の事例(小学5年生)

 最近の事例を紹介しようと思う。まずは、年齢の低い学年から紹介しよう。

 小学5年生のうち、1人が大原予備校が実施している都立中高一貫教育校の模擬試験、第2回小5プレそっくりテスト(12月5日実施)を、2人が四谷大塚の全国統一小学生テスト(11月3日)を受験した。こうした試験への対策をすることで時間を無駄にはしたくないので、特段の対策はしていない。

 都立中高一貫教育校の模擬試験を受けた生徒は「合格確率80%以上」という結果であった。適性検査が3つあり、そのうちのひとつは合格目標点が47点であるところを71点であった。残りの2つも、目標点を軽く上回るものであった。

 四谷大塚の全国統一小学生テストを受けた生徒では、ひとりが算数の偏差値が77.0であった。
 この点に関しては、もともと本人の数理感覚が優れていることと、当校では、しつこい復習はさせずに、どんどん先に進ませていることが理由として挙げられるだろう。5年生の現時点で、四谷大塚のテキストの「予習シリーズ 6年 算数 上」を終わるくらいである。来年の7月までの分を済ませているわけだ。
 勉強に関してよくある誤りは、カリキュラム上の当該箇所をひたすら復習して完璧にすることが最善であると考えることである。そうした誤った幻想を抱いている保護者は多いらしく、四谷大塚はそれぞれのテキストに対応した『計算と一行問題集』『演習問題集』『応用問題集』も販売しているくらいだ。作業速度が普通レベルの子どもならば、絶対にこなせい分量だし、余裕でこなせる子どもにとっては時間の無駄であろう。
 余裕があるならば、しつこい復習はせずに、どんどんと先に進むのがよい。そうすれば、高い視点から問題を眺めることができる。大学受験に関しても、大学レベルの内容を学習していれば、大学受験がすこぶる簡単になるのと同じである。

 四谷大塚の全国統一小学生テストを受けたもうひとりの生徒は、2教科合計・3教科合計・4教科合計はみな、偏差値60を軽く超えており、バランスのよい学力を示していた。

 試験結果が出たときに、この3人の生徒が親御さんから言われたのは、「この分野の成績が悪い」だった。

2010年12月15日水曜日

あなたが着ている毛皮のコートの前の所有者は、それを身につけたまま死んだのよ。

 あなたが着ている毛皮コートの前の所有者は、それを身につけたまま死んだのよ。

 これは、ずいぶんと以前に、反=毛皮運動のスローガンのひとつとして使われたものだ。
 たとえば、本物の豹(ひょう)の毛皮のコートであるなら、その豹が殺されてから、毛皮を剝(は)がれたということを、こんなふうに表現したわけだ。
 ドキッとする表現だろう。

 最近は毛皮のコートを羽織(はお)る人は減っている。ダウン=ジャケットやフリース=ジャケットなど、軽くて暖かいものがあるからだ。

 ところで、ダウン=ジャケットで使われるダウンにも、品質差がある。中国産のダウンの場合、もともとは食用として飼育されている鴨のダウンが使用されている。本来が食用なので、若鳥の段階で、屠殺(とさつ)され、ダウンを採取され、食用として供される。成長した鴨のダウンと較べると保温性などの点で劣る部分がなくもない。ジーンズ=メイトなどのダウン=ジャケットには、この手のダウンが使用されているという。保温性などの点での品質は劣る。ダウンを提供した鴨たちは、北京ダックなどに調理される。

 そうすると、中国産のダウンを使ったダウン=ジャケットを着ている人に対して、こんなことが言えるのではないだろうか?

 あなたが着ているダウン=ジャケットに入っているダウンを、あなたの前に纏(まと)っていたやつは、たぶん、北京ダックになっているんだよな。

 よく考えると悲しいことであるはずなのだが、なぜか、笑ってしまう。

自己紹介

自分の写真

和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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