2009年10月17日土曜日

レジにおける硬貨の入れるところの配置について

 近所の店で、買い物をしているうちに気がついたのだが、レジ(レジスター、自動金銭登録機、cash register)の硬貨を入れるところの配置がちがっている店がった。
 普通、金額順に並べると思う。
 一般的には、500円硬貨は一段奥のところに入れ、残りを手前の列に入れる。こんな感じだ。

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500円硬貨

100円硬貨 50円硬貨 10円硬貨 5円硬貨 1円硬貨
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 ところが、ある店ではつぎのように配置されていた。

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500円硬貨

100円硬貨 10円硬貨 50円硬貨 5円硬貨 1円硬貨
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 これはすごい。
 これだけだとわかりにくいので、500円硬貨を除いて、硬貨の色で表現するとつぎのようになる。

一般的な配置(金額の大きい順に並んでいる)

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100円硬貨 50円硬貨 10円硬貨 5円硬貨 1円硬貨
銀色 銀色 銅色 銅色 銀色
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ある店の場合(同じ色の硬貨が並ばないようにしている)

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100円硬貨 10円硬貨 50円硬貨 5円硬貨 1円硬貨
銀色 銅色 銀色 銅色 銀色
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 どう考えたって、後者のほう、つまり、
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100円硬貨 10円硬貨 50円硬貨 5円硬貨 1円硬貨
銀色 銅色 銀色 銅色 銀色
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のほう(同じ色の硬貨が並ばないようにしている)がミスが激減すると思われるのだけれども、ほとんどの店では、硬貨の金額順に並んでいる。これは、まあ、長年、ある形式に慣れた人にとっては、違う形式に変えるのが困難だからであろう。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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