2009年9月21日月曜日

日本3大急流の憶え方:富士川・球磨川・最上川

 日本3大急流の憶え方を当校の小学4年生が考案したので紹介しよう。3大急流とは、知名度の高い河川のうちで、とりわけ流れの速いものの代表的な河川3つのことで、富士川(ふじかわ)・球磨川(くまがわ)・最上川(もがみがわ)を指す。実際には、これら3つの河川よりも急流である常願寺川(じょうがんじがわ)があり、2,661mの標高から、わずか56kmで富山湾に注(そそ)ぎ込む。日本3大急流を寄せつけない急流っぷりだが、知名度が低いので、3大急流には入っていない。

富士川(ふじかわ):長野県・山梨県・静岡県に跨(またが)る。標高2,685mから128kmを駆け降り、駿河湾(するがわん)に注ぐ。上流では釜無川(かまなしがわ)と呼ばれる。「ふじ」と濁(にご)らないのが正式。

球磨川(くまがわ):熊本県を流れる。標高1,400mあたりから115kmをかけて八代海(やつしろかい、不知火海(しらぬいかい)とも呼ばれる)に流れ込む。球磨焼酎(くまじょうちゅう)や、西日本で3番目に大きい鍾乳洞(しょうにゅうどう)である球泉洞(きゅうせんどう)が有名。

最上川(もがみがわ):山形県を流れる。標高2,024mから229kmをかけて日本海に注ぐ。「五月雨(さみだれ)をあつめて早(はや)し最上川」と松尾芭蕉(まつおばしょう)が詠(よ)んだ。

富士もガミガミ怒ってる。
ふじさんクマもガミガミおこってる。

 どうです。なかなかよくできていると思わない? 映像を思い浮かべると、なかなかシュールでよろしい。さらには「富士山(ふじさん)」の「山(さん)」から「3大急流」の「3(さん)」をも想起(そうき)するしかけだ。意図(いと)したわけではないだろうけど。小学4年生の作としては秀逸(しゅういつ)といえるだろう。
 あるレベルから上の中学受験をするのであれば、こんなものはいちいち憶えなくてもよくて、中学校・高等学校での勉強を踏(ふ)まえると、地理マニアでもなければ、知っておくべきなのは最上川と富士川だけでいいんじゃないかと思っている。最上川は松尾芭蕉が詠んでいるし、富士川は、日本史で「富士川の戦い」が登場する。まあ、一般常識としては、球磨川も含めた日本3大急流として知っておいたほうがよいのだろうが。

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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