2009年6月28日日曜日

tomorrowの語源

英語のtomorrowの語源について述べよう。

tomorrowは、ときには、to-morrowと綴(つづ)られる。

たとえば、『グレート=ギャツビー』(『華麗なるギャツビー』『大いなるギャツビー』と題名が訳されることもある)Great Gatbyの作者であるF. Scott Fitzgeraldは、to-morrowやto-dayと綴っている。

morrowは中期英語で「朝」morningの意味で、toは今のonくらいの意味。tomorrowは「朝に」on (the) morningくらいの意味だ。元来、複合語だったので、to-morrowとハイフンを入れる人もいたのだ。

「朝に」の意味だったのが、「翌朝に」の意味で用いられ、ひいては「翌日・明日」の意味になった。

このあたりは、古語の「つとめて」(早朝)が、後に「翌日の早朝」の意味も加わったのと事情は似ている。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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