2009年4月24日金曜日

時間の最小単位

 現代の物理学では、時間の最小単位というものは存在しない。もっとも、測定できる範囲での最小は、0.0000000000000001秒くらいらしい。
 運動がまったく存在しない空間というものがあるとすれば、そこに時間は存在しないと言える。時間とは、物の運動を別の視点から見たものだと考えられるからだ。
 しかし、こうした議論の際に、とりわけ、理系学部出身者に、「そうは言うけど、仏教では1刹那、すなわち0.013秒が時間の最小単位なんだよな」と言うと、どういうわけか、大笑いされる。
 一定レベルのことを理解した上で、「仏教では……」というところがおもしろいのかもしれない。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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