2009年4月20日月曜日

車椅子の女児入学拒否問題

 奈良県で、地元の中学校への進学希望の女児が、施設のバリアフリー化などが財政の問題などできないということから、入学を拒否された問題があった。
 これに関して、自分が大学生だったときのことを思い出した。
 自分が学生だったときに、早稲田大学商学部に車椅子の受験生が合格し、入学の手続きをした。当時の商学部の施設は、20年以上も前のことなので、バリアフリーではなかった。それでも、車椅子の入学生がいるということで、春休みに突貫工事をしていた。その学生が移動する際に通るところは、すべて車椅子で移動できるようにした。
 費用は、1億円くらいだったそうだ。
 一方、その学生が4年間で払う入学金・授業料・施設費の合計は、たぶん、400万円にも満たなかっただろう。
 そこで、9600万円の損だと考えるようだと、なにか大切なものを見落としている。
 早稲田ってのは、学問という点で考えると、どうしようもない大学だけど、この点だけは評価している。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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