2009年2月3日火曜日

イギリス英語でトイレのことはloo(/lu:ˈ/ルー)っていうけど

 イギリス英語ではトイレのことを日常会話では、loo /lu:ˈ/っていう。

 語源・由来についてはいくつかあって、はっきりしていないとされるが、そのうちのひとつがつぎのもの。

 フランス語で「水」のことをeau /o/という。英語のtheにあたる冠詞はフランス語では名詞の性や単数・複数によって、le、la、lesを使い分ける。eauは女性名詞なので、laを使うが、la eauは言いにくいので、l'eau /lo/とつづめて言う。
 英語に直訳するとthe waterにあたるl'eauで、婉曲表現としてトイレを表現しているうちに、自分たちの訛った発音にあわせて、looと呼ぶようになった。

 また、英国の主婦がバケツの水を窓から投げ捨てる際に、警告としてGardy loo!と言っており、それが短くなったという説もある。Gardy loo!はフランス語のGardez l'eau!の訛ったもので、「水に注意しろ!」の意味。

 このほか、フランス語のlieu(場所)の訛ったものであるとか、1885年のワーテルローの戦いBattle of Waterlooに起源があるとするものもある。

 実は、結局はよくわかっていない。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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